情報モラルと情報セキュリティ教室が行われました。(2014.12.4掲載)

情報モラル

 12月3日(水)6・7校時、1・2年生を対象に情報モラルと情報セキュリティ教室が行われ、情報処理推進機構より奥田美幸様を講師にお招きし、「インターネットは善か悪か?」と題して講話をしていただきました。
 まず、自転車を運転中の携帯電話の操作と音楽プレーヤーの使用は法律で禁止されていて、加害者になるケースも多発しており、大変危険な行為であるということと、「なりすまし」や「ワンクリック詐欺」など、インターネットに潜む危険性についてのお話がありました。
 現在、SNSを利用している高校生の数は大変多く、一歩間違えた記事を投稿してしまうと、相手を深く傷つけ、場合によっては、名誉棄損罪や侮辱罪になる可能性があることや、如何なる状況であっても、他人のIDとパスワードを使用しログインをすることは、不正アクセス禁止法に抵触する行為であることを事例をもとに説明していただきました。
 特に、今年もSNSにおける悪質な画像の投稿が社会問題になりましたが、一度画像をアップしてしまうと、拡散するスピードが早く、画像を削除するのは困難であることや、画像に位置情報が設定されている場合は、特別なツールを使えば簡単に場所を特定されてしまうため、自分の携帯端末の位置情報や公開範囲の設定がどのようになっているかを確認する必要があることも説明していただきました。
 終了後、生徒会長より「SNSユーザーとして、取り返しのつかない事態に陥らないように充分に注意をしなければならない。また、公開範囲の設定をきちんと確認したいです」という感想とともにお礼の言葉を述べました。
 
  

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