「探究チャレンジ石狩」(2024.12.11掲載)
12月10日(火)北海道教育委員会が主催するS-TEAM教育推進事業 令和6年度「探究チャレンジ石狩」に、本校を代表して2年生4名の生徒が参加しました。
国語で恋愛を題材にした作品をもっと取り上げるべきではないかとの考えから「高校で学習する文学作品で恋愛を題材にした作品が少ないのはなぜか」をテーマに、探究したことを発表しました。
各教科書会社が発行している「言語文化」「文学国語」の教科書に採用された小説をすべて読み、「戦争」「愛」「日常生活」「人間存在」「幻想」「恋愛」の6つにジャンル分けして、その特徴を分析しました。それぞれに指導上の目的があるのですが、「恋愛」のジャンルに属する作品が最も少なく、かつ、時代背景が戦前に偏っているということがわかりました。その上で、人間の様々な感情を学ぶために文学教育は大切であり、その中でも恋愛は高校生にとって身近な問題として興味を持って取り組むことができるものであるので、各教科書会社はもっと恋愛小説を採用するべきだということ、さらに、生徒にとってなじみのある現代文学を採用する方がいいのではないかという提案を行いました。
質問や意見、他校生との発表などを通して様々な視点に触れることができ、現在行っている探究活動への刺激ももらえた一日でした。
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