沿革〜平成8年度

4.8
 第25回入学式
6.22
 遠足
  1年 手稲山
  2年 天狗山
  3年 樽前山
7.16〜19
 第25回体育大会
8.30〜9.1
 第24回北陵祭
9.22〜24
 宿泊研修(国立大雪青年の家)
10.19
 第22回マラソン大会
11.4〜8
 見学旅行(奈良・京都)
2.15
 雪中体育大会
3.1
 第23回卒業証書授与式


[日本・世界の動き]
6.18
 住専処理法成立
7.19
 アトランタ五輪開幕、女子マラソン有森裕子2大会連続でメダル獲得
12.17
 ペルーの日本大使公邸をゲリラが襲撃、占拠

安室奈美恵、たまごっちが大流行


北陵維新
 この年、一昨年の飛躍的な進学状況を受けて、職員が一丸となりつつ北陵高校の刷新に向けて動いていた。学校が変わりつつあると感じさせられたのは、長期休業期間中の3年生の動きであった。これが休業日初日かと思えるほどの生徒の数、普段と何ら変わらない、いや、合間の入れ替え時間などは、教室移動の生徒で廊下狭しと溢れているほどだった。
 特に3年生の学年集会では、先生方が“もう一息”だと語りかけていてが、それは我々教師にも跳ね返ってくるものであった。それと同時に、流れを変えようとする着実な一歩でもあった。
 さて、年度はそのままであるが、暦は9年になった。いよいよ、二期制のことが持ち上がってきた。機を失すれば未だ議論していたかもしれあい。それ以前、水面下では学校視察を含め検討していたのだろうが、実を結ぶにはほど遠かった感があった。年度末、まさしく翌年度が差し迫っている折、一挙に断行ということになった。的を射た表現が見つからないのは、あまりにも一気に二期制が施行されたからである。
 前年より管理職は3人のトロイカ体制になっていたが、管理職が現場を支持したことによる決断だったと思われる。
 本校には、いくつか改革の年はあったのだろうが、この平成8年度は学校の根幹に関わる改革の年であった。今から振り返っても、この年が原点。文字どおり維新であった。