平成22年3月のニュース

[平成22年3月1日(月)]
第36回卒業証書授与式が挙行されました。
 卒業生最後の登校日となる3月1日、第36回卒業証書授与式が無事挙行されました。当日は多くの保護者の皆様や来賓の皆様にご列席いただきました。  式は滞りなく進み、最後のLHRには保護者の皆様にも参加していただき実施されました。中にはお世話になった保護者の皆様に感謝をこめてクラス全員で合唱を行ったクラスもありました。
 長いようで短かった3年間の高校生活、卒業生の胸中にはたくさんの思い出があることと思います。3年間の学校生活で得た様々な経験ををこれからの人生に大いに役立ててほしいと願ってやみません。卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。
 そして、保護者の皆様には3年という長い間、本校の教育活動に多大なご理解ご協力をいただき誠にありがとうございました。これからも本校の教育活動に関しまして一助をいただければ幸いに存じます。


[平成22年3月2日(火)]
学力検査室公開が行われました。
 3月2日(火)14:30より、平成22年度入学者選抜学力検査の検査室公開が行われ、本校を受検する中学生が下見のため来校しました。
 本校は前日に卒業式を終えたばかりでもあり、慌ただしい日程の中、この日は3校時まで通常授業、4校時に本校在校生による清掃と検査室設営作業を行いました。
 道内の公立高校の学力検査(一般選抜)は明日3月3日(水)に全道一斉に実施され、3月16日(火)10:00に合格発表が行われます。


[平成22年3月6日(土)]
生徒会交流が行われています。
 1月に生徒会交流について報告いたしましたが、その後も生徒会交流は続いています。2月27日(土)には札幌稲雲高校生徒会と、3月6日(土)には札幌新川高校との生徒会交流が行われました。今回も生徒会組織の改善方法や、学校祭での取り組みについてなど多くのことを学んできたようです。
 生徒会の生徒は、他校との交流から学んできたことを北陵高校に取り入れようと実に精力的にがんばっています。今や学校祭や体育祭などの各種行事において、生徒会の力はなくてはならないものです。
 しかし、そんな生徒会にも悩みが。現在2年生9人、1年生4人の合計13人という状況で人手不足に悩まされています。在校生、そして4月に入学する新入学生には積極的に生徒会に参加してもらい、その力を発揮してもらいたいと思います。


[平成22年3月10日(水)]
2学年で「志望理由書」作成を行っています。
 2学年では1月よりLHRの時間を活用して「志望理由書」の作成を行っています。これは、第1志望を高く掲げ志望校に関してしっかりと調べ上げ、意識を高めることを目的として、2学年の主催により進めているもので、実際に生徒は志望理由を考えて記述し、担任をはじめさまざまな人の目を通して評価を受けることになっています。
 3月10日(水)7校時のLHRの時間では、各クラスで生徒同士の「相互評価」を実施。お互いに志望理由書を見せ合い、どれだけ内容が深められているかを確認し評価しました。どのクラスも非常に熱心に取り組み、真剣に自分の進路を考えている姿が見られました。
 この後、3月中に教頭・校長も評価に加わり、コメントを付け加えて生徒に返却されます。


[平成22年3月12日(金)]
2学年テーマ研究全体発表会が行われました。
 3月12日(金)3・4校時に、2学年のテーマ研究全体発表会が第2体育館を会場に行われました。このテーマ研究は、総合的な学習の時間として生徒に一つのテーマを探究させることを目的とし、およそ半年の期間を費やして行ってきたものです。生徒はクラス内で班に分かれ、インターネット等を活用しながらテーマについて調べ学習を行い、2月のクラス内選考を経てこの日の全体発表会に各クラス1班ずつ出場。それぞれの持ち味を生かしながら、自分たちの調べた内容についてステージ上で発表しました。
 今回の発表ではコンピュータ機器を使用せず、模造紙を使った図示や実物・実演などを交えた発表の形をとりました。最近の高校生らしく、ショートコントや寸劇を織り込んだクラスもあり、楽しく分かりやすい説明に会場は笑いに包まれました。一方、話し方や言葉遣いなど、高校生とは思えないような高度な解説をしたクラスもあり、改めて生徒のプレゼンテーション力の高さを認識させられる結果となりました。
 また、4名の審査員による発表の審査も実施。順位を決めて24日(水)に結果発表となります。


[平成22年3月13日(土)]
ドナルド・マクドナルド・ハウス・さっぽろへのサポート活動が行われました。
 3月13日(土)、ドナルド・マクドナルド・ハウス・さっぽろで窓ふきや雪割り等のサポート活動を行って来ました。
 ボランティア活動委員会では、北陵高校としてできるサポート活動を考え、企画し、生徒へ参加を呼びかけました。その呼びかけに賛同し、11名の希望者と野球部28名の計39名で活動してきました。  2月の中旬に、物品でのサポート活動を行うため、全校生徒に呼びかけたところ、生徒、保護者の皆様、教職員から段ボール6個分の物品(アメニティグッズ、パッチワーク用生地、入浴剤、洗剤等)を集めることができました。始めに、その物品を贈呈させていただき、それから、スタッフの方から説明を受け、館内の窓ふき、清掃、外窓の窓ふき、雪割り等を行いました。
 どの生徒も、元気よく、テキパキと細かいところまで配慮して作業を行っており、感嘆しました。今後も、様々なことを考え、行動し、共感できる生徒の育成を目指し、このような活動を実践していきたいと考えています。物品等の寄付をしていただきました保護者の皆様、生徒、教職員の皆さんご協力ありがとうございました。そして、ハウスの利用者の方が、少しでも早く元気になられることを祈っております。
〜生徒の感想〜
◎野球部 キャプテン 中村拓雄
 僕は、ボランティアは植樹やゴミ拾いをし、地球環境や自然に貢献するというイメージを持っていました。そうした中で今回、窓拭きや雪割りをしてみて、普段家庭でできるようなことでも人の為になれるのだと分かりました。今回のボランティア活動が、直接僕のやっている野球に関わるかはわかりませんが、人として何か大切なものを得ることができたような気がします。 ◎ボランティア活動委員会 委員長 畔川耕一  今回の活動で、他の人のために汗を流して仕事をするのも気持ちが良いことだなと改めて実感することができました。また、今回は比較的大人数での活動だったので、多くの人が力を合わせる素晴らしさも感じました。これからも、ぜひたくさんの人にボランティア活動に参加してもらいたいです。たとえボランティア活動という形でなくとも、北陵が思いやりの心で満ちあふれた学校になることを密かに、そして強く願っています。





[平成22年3月16日(火)]
平成22年度入学者合格発表が行われました。
 3月16日(火)10時から、平成22年度入学者選抜における合格者の受検番号が発表されました。
 前日に中学校の卒業式を終えたばかりの生徒も多く、発表時間の少し前から校門近くで待って、時間になると掲示板に詰め掛け、受検生は自分の番号を見つけると「あったよ」「やった!」などと歓声を上げ、ガッツポーズをしたり、友人と抱き合ったりして喜んでいました。
 「15の春」を迎え、義務教育を修了した皆さん、高校入学の目的をしっかりと受け止めて、高校生活へ向け準備を進めてください。在校生、教職員一同、入学してくる日を楽しみにお待ちしております。


[平成22年3月22日(月)]
第3回おバカな高校演劇対決が行われました。
 3月22日(月)に本校演劇部主催の演劇公演「第3回おバカな高校演劇対決」が札幌市教育文化会館小ホールを会場に行われました。
 この公演は、本校演劇部顧問の二瓶先生が2年前より始めたもので、「おバカ」のタイトルが示すように、笑いやエンターテイメント性を盛り込んだ演劇で観客を楽しませることを目的として行われています。毎年10月初旬に高文連演劇発表会が実施されますが、それ以外になかなか公演のチャンスがない演劇部にとって、この「おバカな高校演劇対決」は貴重な舞台ともなっています。
 今回は本校のほかに小樽桜陽高校演劇部、帯広柏葉高校演劇部を迎え、3校それぞれの持ち味を存分に生かした劇を披露しました。本校は二瓶先生の新作「痛いの痛いの屯田兵」で参戦。会津藩から北海道開拓のためにやってきた琴似屯田兵の悲喜こもごもを、絶妙な笑いを交えながら演じました。どの学校も、笑いのツボをよく押さえた演技で、観客を楽しませているようでした。
 悪天候の中多くの方々にお越しいただき、誠にありがとうございました。来年3月に第4回目を行いますので、またのお越しをお待ち申し上げます。


[平成22年3月24日(水)]
修了式・離退任式が行われました。
 3月24日(水)に修了式と離退任式が行われました。修了式では校長から「目標を持ち努力すること」についての話があり、生徒指導部長から新年度を迎える前に1年を振り返り自分の生活を見直すようにとの話がありました。
 今回の人事で6人の教職員が本校を離れます。離退任式では本校を離れる先生方を紹介した後、お一人ずつ生徒に向けて話をしていただきました。
 本校を離れる先生方にはたいへんお世話になりました。ますますのご活躍をお祈りいたします。


[平成22年3月27日(土)・28日(日)]
少林寺拳法部が全国大会に出場しました。
 3月27日(土)・28日(日)の両日、第13回全国高等学校選抜少林寺拳法大会が香川県・多度津町の少林寺拳法連盟本部で行われ、本校から3名の選手が出場しました。
 今回出場したのは1年生の山ア君と2年生の中野さん・山崎さんのペア。それぞれ男子規定単独演武、女子自由組演武において、練習の成果を発揮してきました。結果は残念ながら予選通過できませんでしたが、それぞれ十分に力を出し切りました。レベルの高い演武を間近に見ることができ、3名とも勉強になったようです。
 本校少林寺拳法部は、毎年春・夏の全国大会出場を決めており、道内では有力校のひとつでもあります。次回、6月に大麻高校を会場に行われる高体連全道大会でも上位入賞が期待されます。また少林寺拳法は平成22年度から正式に全国高等学校体育連盟に加入し、高校総体の一部として全国大会が実施されます。いずれインターハイ正式種目に加わる見通しであり、本校少林寺拳法部としてもぜひこれに参加できるよう、日頃の修練を積み重ねる所存です。
 今後とも少林寺拳法部への応援をよろしくお願いいたします。



[平成22年3月29日(月)]
吹奏楽局第3回定期演奏会が行われました。
 吹奏楽局の第3回定期演奏会が3月29日(月)、札幌市民ホールにおいて実施されました。
 演奏会は二部構成で行われました。第一部では『吹奏楽のためのマインド・スケープ』という緊張感を持った曲で始まり、ムソルグスキー作曲の『展覧会の絵』やバッハ作曲の『G線上のアリア』など有名なクラシック音楽が演奏されました。 第一部の最後ではフィギュアスケートの荒川静香さんが使用したことで我々にも馴染み深い曲となった、歌劇『トゥーランドット』が演奏されました。
 15分の休憩を挟み実施された第二部では、雰囲気はうって変わって随所にトランペットやトロンボーンなどのソロが入る『ルパンV世のテーマ』や『ディスコ・パーティーV』などが演奏され、観客も手拍子を打つなど会場はたいへん盛り上がりました。
 市民ホールという大きなキャパシティで多くのお客様を前に日頃の練習の成果を発表することができ、37名の吹奏楽局員は大きな達成感を得られたようです。 4月からは新入生を迎え、また新たな表現を我々に見せてくれることでしょう。
 ご来場いただいた皆様には、遠いところ足を運んでいただき誠にありがとうございました。



[平成22年3月31日(水)]
職員室の机移動が行われました。
 3月31日(水)に、職員室の机移動が行われました。職員の配置転換に伴い毎年この日に実施されるもので、本校にとっては春の風物詩のひとつでもあります。職員数の増加に伴い、これまで職員室中央付近にあった来客用ソファが撤去され、新たに机が設置されました。
 机の移動とともに、清掃や書類の整理なども行い、次の1年を迎えるための準備が進められます。移動後すぐに先生方は次の仕事にとりかかっていました。


[平成22年3月31日(水)]
離退任者出発式が行われました。
 3月31日(水)11:00より、本校1階生徒ホールにて離退任者出発式が行われました。
 部活動などで登校していた生徒や本校職員、お世話になった先生の異動の話を知ったOBなどが参加しました。
 初めに校長先生から離退任される先生方の紹介があり、続いて離退任される先生たちから挨拶があった後、参加者全員で校歌を斉唱しました。最後に野球部員と顧問から離退任される先生へ向けてエールが贈られました。
 異動される先生方には北陵高校のことをいつまでも記憶に留めていただけると幸いです。
 長い間、本校のためにご尽力いただきありがとうございました。