平成21年10月のニュース

[平成21年10月5日(月)]
後期始業式が行われました。
 後期始業式も前期終業式と同様に、放送により行いました。  部活動表彰に該当する部活動が担当の先生より紹介され、その後、校長先生からお話がありました。以下が講話の内容です。

 皆さん、おはようございます。まずは、先程、部活動表彰で紹介された皆さん、おめでとうございます。
 本来であれば、全校生徒の前で表彰すべきところ、インフルエンザ対応のために、放送での紹介となってしまいましたが、皆さんの日頃の努力が成果となってあらわれた結果だと思います。これからも、更なる努力を続けていただくことを期待しております。
 さて、後期始業式にあたり、新型インフルエンザの対応とそれぞれの学年に期待することをお話ししたいと思います。
 前期の後半は、新型インフルエンザ感染者の増加等で大変心配しました。後期始業式の本日は、1クラスが学級閉鎖となっています。全体的には感染者も収まってきているようですが、これで安心することなく継続して感染防止の対応をよろしくお願いいたします。「インフルエンザにかからない」「インフルエンザを移さない」を徹底してください。
 次に各学年にお願いしたいことについてです。
 本校は、2学期制ですので後期と言っても、約半年という長い期間になりますが、言うまでもなく、後期は各学年の締めくくりの学期でもあります。
 まず、3年生には、自己の進路実現に向け、けっして後戻りすることなく、計画的に前へ前へと突き進んでくれることを期待しています。マラソンは綿密な練習と冷静なレース展開が必要な競技と言われています。競走相手のペースに惑わされることなく、常に自分を信じて、マイペースを維持しながら、ラストスパートに全力を注ぐ者が勝者になると思います。3年生はラストスパートにはいりました。ラストスパートは、自分の力を信じて、全力で突き進まなければなりません。頑張ってください。
 2年生は、明日から見学旅行が予定されています。今日現在、1クラスが学級閉鎖となっているために、実施の判断は午後からとなります。
 見学旅行が実施された場合は、是非、次の3つの出会いを大切にしてほしいと思います。1つ目の出会いは、我が国の自然、文化、歴史との出会いです。これからの国際社会に生きる2年生には、見学旅行を通じて、自分が住んでいる日本という国をしっかり感じ取って来てほしいと思います。2つ目の出会いは、友との出会いです。寝食をともにする中で、友の素晴らしさ、大切さを実感してください。見学旅行後には、クラス替えが行われます。今一度、クラスメートの素晴らしさを実感してほしいと思います。3つ目の出会いは、自分との出会いです。それぞれの見学先や集団行動を通じて、今一度、自分を見つめ直してください。自分の存在感、自分の感性、自分の行動力、見学旅行で感じた自分というものを後期の学校生活に活かしてほしいと思います。
 1年生には、高校生活の基礎作りをしっかり行うことを期待しています。残りの2年半の高校生活をどう過ごすのか。それは、後期の生活のあり方にかかっていると思います。1年生の生活を、目標に向かって努力することができたなら、2年、3年となっても、充実した生活が過ごせることと思います。後期の生活を大切にしてください。
 本校生一人一人が、それぞれの目標達成に向け、後期の生活を充実したものになるよう努力してくれることを期待して、講話を終わります。


[平成21年10月5日(月)]
体育大会成績発表が行われました。
 9月28日から30日に行われた体育祭の閉会式が、新型インフルエンザの影響により取りやめになっておりましたので、本日放送にて成績発表を行いました。
 生徒会役員、体育祭実行委員が廊下に待機し、放送に合わせて、トロフィーや賞状をクラスへ届けるという形になりました。それぞれの種目ごとに発表されると、クラスから歓声が上がり、数日前の白熱した試合が思い出されます。
 今年度は、クラスのチームワークで勝ち取る種目や、3学年の交流ができる種目などの新たな種目が加わり、生徒それぞれに楽しい思い出になったことではないでしょうか。
 今日から、後期がスタートしますが、新たな気持で勉強や部活動に励んでほしいものです。
 総合優勝→3年4組  2位→3年6組  3位→3年1組


[平成21年10月14日(水)]
2学年集会が開かれました。
 見学旅行を終えた2年生が久しぶりに登校してきました。今日から新クラスになり新たなスタートを切ります。
 学年集会では、学年主任から見学旅行の総括、その後残りの学校生活の過ごし方、特に学習面についての気持7ちの持ち方などについての話がありました。続いて、生活担当の教諭からは身だしなみを中心とした生活指導が行われました。
 見学旅行、新クラス編成と生徒の学校生活を大きく変える出来事が続きましたので、生徒も少し落ち着かないようですが、少しでも早く気持ちを切り替え、充実した学校生活を送ってもらいたいと思います。


[平成21年10月14日(水)]
1学年進路講演会が行われました。
 10月14日(水)7校時に、1学年進路講演会が行われました。ベネッセコーポレーション北海道事業所の田阪氏をお招きし、1年生向けの内容で進路関係のお話をいただきました。今回は約80名の保護者のみなさまにも参加いただき、生徒と一緒に説明を聞いてもらいました。
 講演では大きく2つの内容について説明を受けました。まず最初に将来の職業選択から見た進路の考え方について、実際の会社や専門学校、ハローワークからのヒアリングに基づいた情報が紹介されました。「やりたくない仕事に対しても投げ出さずに取り組める人」「きちんと挨拶ができる人」「規則を守る人」「コミュニケーション力のある人」といった実際の声のほか、厳しい就職状況の実態、内定取り消しや離職者数のデータなど具体的に説明をいただき、生徒は就職の厳しさを感じ取っていました。
 次に大学入試の仕組みについて、パンフレットを使用し説明をいただきました。学部選択やセンター試験対策など、今から考えはじめなければならない課題について詳しくアドバイスがありました。  ともすれば大学入試一辺倒になりがちな進路学習ですが、就職を念頭に置きながら考えることはとても重要なことです。今回の講演会はそのためのよい機会となりました。



[平成21年10月14日(水)]
3学年集会が開かれました。
 大学の推薦入試が本格化する時期ということもあり、10月14日の3学年集会では面接試験に関わる全体指導が行われました。
 当日は身だしなみや礼法指導など、面接試験を臨むにあたって事前に最低限やっておかなければならないこと確認しました。進路指導担当の教員からは、これから始まる模擬面接などでは礼法や身だしなみで指摘されることがないよう、気持ちを新たにしてほしいとの話がありました。
 面接試験では決まった答えがあるわけではなく、生徒それぞれの個性や実績などで幾通りもの答えが存在します。試験直前には生徒自身が今まで培ってきたものを本番で出せるよう、一人の生徒に対し何人もの教員が手厚く個別指導をしていかなければなりません。
 一人でも多くの生徒が進路実現を達成できるよう生徒・教員ともがんばっていきたいと思います。


[平成21年10月20日(火)]
屯田大藤保育園の園児が前庭でどんぐり拾いをしました。
 20日(火)の午前中に、屯田大藤保育園の1歳児のみなさんが、本校の前庭に遊びに来ました。駐輪場入り口付近にどんぐりの木があり、この木の下で園児たちがどんぐりを拾いました。
 挨拶のあと、さっそく園児たちはどんぐり拾いに挑戦。草の中に埋もれているどんぐりを見つけると、先生に見せてあげたり友達どうしで見せ合うなど、楽しそうにしていました。途中、強い風が吹くたびに大量の木の葉が空中に舞い上がり、園児たちはびっくりしていました。想像以上にたくさんのどんぐりを拾うことができ、園児たちは大喜びの様子でした。


[平成21年10月20日(火)]
情報Bの授業でロボットカー制御実習を行いました。
 20日(火)の3年生情報Bの授業でロボットカー制御実習を行いました。これは、文部科学省の事業である「先導的教育情報化推進プログラム」の一環として、特定非営利活動法人パソコンキッズが主催しているものです。今年度本校はこの協力校として指定を受けており、情報Bの授業を活用して共同研究を現在すすめております。
 この日は愛知県の滝高等学校から情報科の栗本直人教諭をお招きし、ロボットカーの動かし方やプログラミングについて説明を受け、さっそく生徒は実際に操作をしました。いつもとは一味違う情報の授業に、生徒は興味津々。なかなか触れる機会のないロボットを間近に見て、その面白さに引き込まれているようでした。
 なお、この共同研究では今後も数回本校で特別授業を実施し、11月28日に東京で開催される中間報告会において研究成果が発表されることになっています。


[平成21年10月23日(金)]
石狩市立花川中学校の生徒が来校しました。
 「総合的な学習」の一環で、石狩市立花川中学校の2学年の生徒さん6名が来校されました。
 本校教頭が対応し、学校説明、校舎内見学、授業参観などを体験してもらいました。残念ながら1学年が学年閉鎖だったため知っている先輩はいなかったと思いますが、授業参観をした数学の授業では教科担任の先生の発案で「先輩から後輩へのメッセージ」の時間を作ってもらいました。  高校へ通うことの意義や目的を考えるにあたって、今回の学校訪問を少しでも役に立てていただければと思います。そして2年後、北陵高校に来ていただけるとうれしいですね。


[平成21年10月26日(月)〜29(木)]
絵本の読み聞かせ会が行われました。
 10月26日(月)〜29日(木)の放課後、ボランティア活動委員会では、絵本の読み聞かせ会を企画しました。この呼びかけにより、1年生から3年生までの参加希望者21名で、近くにあります屯田大藤保育園に行って参りました。昨年からの活動ですが、今年は、やはりインフルエンザの影響により、計画も危ぶまれましたが、なんとか開催することができました。
 本校生徒が絵本を持って保育園に到着すると、担当の保育士の先生より、3歳、4歳、5歳の各部屋に案内され、自己紹介をして、読み聞かせを始めました。緊張しながら読み始めると、どの年齢の子どもたちも真剣に、一生懸命聞いてくれる姿にとても愛くるしくなってきたようです。「また来てね」「楽しかったよ」の言葉に「また来るね」と本校生徒も名残惜しく帰ってきました。短い時間でしたが参加した生徒にとって貴重な体験をさせていただきました。また、12月のクリスマスの時期にも計画しておりますので、楽しみに待っていてくださいね。


[平成21年10月30日(金)]
演劇部の「インフルエンザ残念公演」が行われました。
 10月30日(金)に演劇部による「インフルエンザ残念公演」が、かでる2.7において実施されました。新型インフルエンザに伴う2学年閉鎖により、10月1日(木)に出演予定だった高文連石狩支部演劇発表会に参加できず、5日(月)に日程変更し上演したものの、大会規定により審査対象外となりました。このことを受けて、PTAの後援をいただき今回特別に単独公演を行いました。
 また、この公演については新聞やテレビの取材も受けました。29日(木)にはNHK札幌放送局が来校し、午後6:10からの「まるごとニュース北海道」の中で生中継で紹介。本校生徒ホールに特設のセットを組み、舞台の一場面を演じました。当日はHTBによるテレビ番組の取材も受けました。
 生徒は高文連での悔しさをばねに、この日はリハーサルの段階から真剣に取り組みました。今回の作品「アイ・ワズ・ボーン」は顧問の二瓶先生によるオリジナル作品で、高校生の妊娠・出産をテーマとし、時折笑いを誘いながらも、主人公の心の変化を通して人間愛・家族愛について考えさせられる深い内容の物語です。当日は200余名の観客のみなさまに観劇をいただきました。
 今回の公演の実現にご協力をいただきました関係各位にこの場を借りて感謝申し上げます。