平成23年1月のニュース

[平成23年1月6日(木)〜11日(火)]
第2回美術部校外展を開催しております。
 1月6日〜11日まで、第2回札幌北陵高等学校美術部校外展を開催しております。
 昨年に続き2回目の校外展となりました。書道部と合同で行った昨年とは違い、今回は主に出品する1,2年生の美術部員が18名と多いため美術部単独での実施となりました。
 今回出品されている作品はF50、B1と比較的大きい作品が多く、生徒もかなり苦労して制作した作品ばかりです。お忙しいところとは存じますが多くの方に足を運んでいただけるようお願い申し上げます。

会場:札幌市中央区南2条西1丁目山口中央ビル5階 Art-space201
日時:10:00〜18:00(最終日は16:30まで)


[平成23年1月14日(金)]
冬季休業明け全校集会が行われました。
 1月14日(金)、冬季休業後全校集会が行われました。
 2011年、気持ちを新たに学校はスタートしました。全校集会では、新村校長から次のようなお話が生徒にありました。
<校長先生のお話>
 本日からまた学校生活が始まりますが、それぞれの学年においては締めくくりの大切な時期になります。また、明日から2日間の日程で大学入試センター試験が実施されます。受験する3年生にとって、いよいよ実力を発揮する時が来ました。時間的な余裕を持って行動することや交通機関が止まった場合の対応について、しっかり確認した上で、心にゆとりを持って受験に臨んでほしいと思います。健闘を大いに期待しています。
 さて、昨年北大の名誉教授の鈴木章先生がノーベル化学賞を受賞したことは、皆さんご承知のことと思います。道民として大変喜ばしいことと思います。その鈴木教授が母校である苫小牧東校の生徒に「希望や理想なりを自分で考えることが一番である。」とメッセージを送り「明確な目標を持つ」ことに加え、その目標は人から与えられたものではなく「自分で決めて、努力を続けること」の大切さを説いています。また大リーガーのイチロー選手も、雑誌のインタービューで「自分の生き方で大切にしていることは?」の質問に対して「第三者の評価を意識した生き方はしたくない。自分が納得した生き方をしたい。」と語っています。二人の話に共通していることは、自分で決めた、納得のいく生き方だと思います。自分の思いを疎かにせず「決めた以上は継続して貫く」ことを意識してやっていきましょう。それが自信になっていきます。どうか、2011年を主体的にそして、自分が納得できる1年となるよう、心がけて生活してください。
   続いて宮本進路指導部長より、自分自身で課題を見つけてやることの大切さや3年生へは明日からのセンター試験に向けての注意点について説明がありました。


[平成23年1月6日(木)〜11日(火)]
第2回美術部校外展を開催しております。
> 1月6日〜11日まで、第2回札幌北陵高等学校美術部校外展を開催しております。
 昨年に続き2回目の校外展となりました。書道部と合同で行った昨年とは違い、今回は主に出品する1,2年生の美術部員が18名と多いため美術部単独での実施となりました。
 今回出品されている作品はF50、B1と比較的大きい作品が多く、生徒もかなり苦労して制作した作品ばかりです。お忙しいところとは存じますが多くの方に足を運んでいただけるようお願い申し上げます。

会場:札幌市中央区南2条西1丁目山口中央ビル5階 Art-space201
日時:10:00〜18:00(最終日は16:30まで)


[平成23年1月15日(土)]
生徒会によるセンター試験激励が行われました。
 1月15日(土)の朝、本校恒例の生徒会による大学入試センター試験受験者への激励が行われました。
 会場となった北海道大学には開門前から大勢の受験生が集まり、玄関右横に陣取った生徒会の横断幕も、人の波に埋れて見えないほどでした。昨年度のセンター試験はかなりの悪天候でしたが、今回は快晴。その分冷え込みは厳しかったですが、受験生もスムーズに到着できていたようです。  北陵生も続々と到着し、かけつけた担任の先生と話をしたり、握手などをする光景が見られました。遅刻する生徒もなく、どの生徒もリラックスした表情で会場内に入っていきました。生徒会役員は本校生だけではなく、他校生も応援しました。
 本校のほかにも札幌北高校など数校が激励に来ていたほか、北大の恵迪寮生も受験生一人ひとりに大声で声かけをしていました。
 17日(月)には各校で自己採点が行われ、そのデータをもとに後日出願大学を決定することになっています。



[平成23年1月18日(月)]
校舎大規模改造工事完了。
 昨年度より本校では老朽化した校舎の大規模改造工事が2年がかりで進められてきましたが、昨年12月にそのすべてが完了しました。
 本校は昭和47年4月に開校しましたが、当初は校舎がなく、中央区の一条大橋横(現在の札幌市民ギャラリーの位置)にあった旧札幌市立一条中学校の校舎を仮校舎として使用していました。石油危機による資材価格の高騰など幾多の困難を乗り越え、昭和49年12月に現在の校舎へ引越し、以来37年の間、生徒はもとより保護者、地域の方々に親しまれてきましたが、最近はあちこちに傷みが目立つようになり、生徒からも校舎環境の改善を望む声が多く寄せられていました。
 これを受けて、昨年度と今年度の2年間をかけて、校舎内外の大規模な改修・改造工事が行われることになり、昨年度は主に耐震補強、今年度は外壁の塗装をはじめ建具の更新や外構部分の工事が完了しました。
 この工事に伴い、特別教室や会議室などが耐震化工事のため長期間使用できず、また職員室の一時移動などもありました。3年生の夏期講習(2期)も校舎が使用できず、近隣の有朋高校の教室をお借りして実施しました。また今年度は自転車置場が改修となったため、9月から12月までの間仮設自転車置場を使用するなど、学校の運営にも大きな影響がありました。
 すべての工事が無事終わり、特に外観は大変きれいになりました。また、玄関の扉や生徒ホールの床、トイレの扉など、生徒が直接触れる箇所も大幅に改善されました。校舎の構造面では、耐震化工事により安全性が格段に向上したほか、一部残留していたアスベストもすべて除去されました。その他、玄関や前庭に設置されていた照明器具も、これまで白熱電球や水銀灯が使用されていましたが、それぞれエコ電球、LED照明に切り替えられ、環境にも配慮したものとなりました。
 古い校舎ではありますが、今後も大切に使用していきたいものです。





[平成23年1月17日(月)]
センター試験の自己採点が行われました。
 1月17日(月)の午前中に、3年生がセンター試験の自己採点を行ないました。センター試験は国公立大学および私立大学(センター試験利用入試枠)の入試で必要となるもので、この結果の良しあしで出願できる大学も変わってきます。そこで例年、大手予備校による成績集計が行われており、自分が全国でどのくらいの順位に位置しているか、あるいは同じ大学を志望する受験生の中で自分はどの位置にいるか、すべてデータで通知されるようになっています。この予備校からのデータを参考に生徒は出願先大学を決定し、2次試験対策が始まります。
 本校の自己採点では、予備校の前にまず本校独自のマークシートを使って、校内での集計を行っています。この校内集計で生徒の成績概要を素早く把握するほか、間違い等がないかも併せてチェックし、予備校に提出するマークシートにミスがないよう細心の注意を払っています。
 生徒は、試験本番中に問題用紙に自分の解答を記録しておき、自己採点の日に予備校から配布される正答表とその記録を見比べ、採点をしていきます。この記録が不正確であると、正しく自己採点ができず、点数を取ったつもりが実際にはとれていない可能性も出てきます。そうなると大学の出願に大変困ることになるため、本校ではマーク模試において、記録や自己採点の正確性保持について念入りな指導をしています。
 この後、担任との三者面談等を通して生徒は最終的な出願先を決定し、2次試験受験に向けて勉強を進めて行きます。1月19日(水)から、本校では2次対策講習が行われ、各大学別にそれぞれ最適な問題演習を行いながら生徒の実力を高めていきます。





[平成23年1月26日(水)]
1学年第2回スピーチコンテスト決勝が行われました。
 1月26日(水)の7時間目に第2回スピーチコンテスト決勝が行われました。
 今回のスピーチコンテストでは「環境のためにできること」「同世代の行動分析」「未来への提案」「My Revolution」「携帯社会に一言」という5つのテーマから1つを選び、1年生は冬休み中に自分の意見をまとめてきました。21日(金)に実施されたクラス予選会を経て、各クラスから選ばれた代表合計8名が決勝に臨みました。
 スピーチコンテストは4月に入学してまもなく宿泊研修でも行われましたが、今回はその時よりも多岐にわたるテーマや切り口で様々な意見を聞くことができました。入学して10ヶ月、生徒一人一人が考えを深めてきた証左だと感じました。発表終了後に5名の審査員の先生により審査がされ、『学生がテスト前に言う言葉』についてスピーチをした6組の河野君が最優秀賞として選ばれ表彰されました。他に優秀賞として3組竹内さん、7組西澤君の2人が選出されました。
 高校生ともなれば自分の意見をしっかりと持ち、それを他者に伝えることができないといけません。受験での面接や小論文はもとより、社会に出た時に他者とのコミュニケーションをはかる能力は社会人として必要なスキルの一つとなります。1年生にはスピーチコンテストを一つの契機として少しずつ能力向上に努めてもらえたらと思います。



[平成23年1月26日(水)]
野球部が除雪ボランティアを行いました。
 1月26日(水)の放課後、ボランティア委員会の主催により、本校野球部員が屯田大藤保育園の除雪作業を行いました。
 野球部による除雪ボランティアは、昨年3月にも手稲区のドナルド・マクドナルド・ハウス・さっぽろで行われましたが、そのことがきっかけとなり、日ごろより交流をしている大藤保育園から除雪のリクエストが本校へ来ました。
 今回は、園庭に雪の滑り台を作る作業と、建物の裏手の除雪、および道路を挟んで向かい側にある駐車場の除雪の3つを行いました。滑り台製作では、除雪作業でできた大きな雪山を崩し、保育園児が安全にソリ遊びができる程度に傾斜を緩めるところからスタート。登り口の階段は、園児が雪山の下に誤って転落しないよう高い柵を作ったり、1段1段の高さも園児に合わせて低めに設定しました。さらに実際に園児が使用する米袋のソリで、どの程度スピードが出るかの確認もしました。このような雪の造形物を作るのには膨大な労力がかかるものですが、あっという間に立派な滑り台が完成してしまいました。
 駐車場に堆積した雪は、信号のある交差点を挟んで向かい側にある雪捨て場まで運びました。夕刻で交通量も多く、危険も伴う作業でしたが、安全に細心の注意を払いながらスムーズに作業をしました。
 この後、28日(金)には弓道部による屯珍館アイスキャンドル会場設営ボランティアが予定されているほか、29日(土)に再び野球部による大藤保育園での雪像づくり、さらに2月には演劇部による市立豊明高等養護学校演劇ボランティア、そして昨年に続きドナルド・マクドナルド・ハウス・さっぽろでの清掃・除雪ボランティアが3月に予定されています。





[平成23年1月28日(金)]
弓道部が屯珍館アイスキャンドルの会場設営を行いました。
 1月28日(金)の放課後、弓道部によるボランティア活動が行われました。今回は、本校の近隣にある「屯珍館(とんちんかん)」で後日行われるアイスキャンドルのイベントのため、会場作りをするという内容で、弓道部員1年生21名が参加しました。
 26日(水)にも野球部が屯田大藤保育園で除雪と滑り台作りボランティアを行いましたが、屯珍館はその大藤保育園の隣にあります。今回の作業内容は、歩道沿いの雪山にアイスキャンドルを飾る台を作ることと、敷地内の大きな雪山を崩し、アイスキャンドルの展示場所を作ること、さらに物置に通じる道の除雪の3つです。それぞれに分担を決め、すぐに作業に入りました。
 メインとなる中央の雪山は、鍵穴のような円形の形に雪を掘り、1時間半ほどで完成。かなり深い穴ができ、この中にアイスキャンドルが飾られるときっと素晴らしいものになるだろうと思わせる出来栄えでした。
 屯珍館は平成18年にできた屯田地区の児童会館ですが、幼少児童のみならず中高生にも開放されており、本校生も帰宅途中に立ち寄って読書をしたり軽いスポーツをして汗を流すなど、積極的に活用させていただいています。また近隣には大藤保育園のほか屯田小学校もあり、この地区の子どもたちが集う場となっています。ここで行われる行事に本校が参加できるのは、地域の学校として大変嬉しいことでもあります。
 2月1日にはアイスキャンドルの本番が行われますが、弓道部員の一部も参加する予定です。



[平成23年1月29日(土)]
野球部が2回目の除雪ボランティアを行いました。
 1月29日(土)午前中、屯田大藤保育園にて、26日に続いて2回目の除雪ボランティア活動が行われました。野球部の1,2生の28名が元気よく活動してくれました。
 26日(水)にも除雪と雪の滑り台作りを行いましたが、今回の作業内容は前回の続きの駐車場の除雪と、園庭に園児たちが遊べる基地と雪像作りです。
 前回、1時間足らずで作った滑り台は園児たちにとても好評で、手作りの感謝状を頂きました。青空の下で改めてその滑り台を見るとなかなかのもので、安全に楽しく遊べるすばらしい滑り台を作った野球部の生徒たちもちょっと誇らしげでした。
 今回は、園庭の既存の鉄製の滑り台を利用した基地を作るチーム、アンパンマン号を作るチーム、駐車場の除雪チームの3つに分かれて作業を開始しました。それぞれのチームで効率良く作業するにはどうするべきか、いろいろと考えながら行っていたようです。駐車場のチームが一番大変な作業だったかもしれませんが、もくもくと除雪する様子は「何事にも一生懸命に取り組む」北陵生らしさそのものでした。
 作業の途中で園児たちが園庭に出てきて、雪の滑り台で遊んでくれていました。園児たちのそばでやさしく補助をしたりと、微笑ましい姿が見られました。(上の写真)
 園児たちにとても喜んでもらえて、さわやかな達成感を味わえる活動となりました。