平成23年2月のニュース

[平成23年2月1日(火)]
全国高P連大会の打合せ会議が行われました。
 2月1日(火)18:30より、全日空ホテルで第61回全国高等学校PTA連合会大会北海道大会・特別第1分科会第3回会議が行われました。今年8月25日(木)・26日(金)の2日間、札幌市を舞台に開催される本大会に向けて、各分科会ごとに現在準備を進めているところですが、本校はこのうち「特別第1分科会」の主管校として、札幌南陵高校、札幌篠路高校、市立札幌大通高校の各PTAとともに会の企画・運営について協議を重ねています。今回の会議には各校と道高P連事務局から合わせて35名の方々が集まりました。
 この大会は社団法人全国高等学校PTA連合会が主催するもので、全国各地で毎年行われていますが、次回の北海道大会は「いのち 輝け!」のメインテーマのもと、全国より約11,000名の関係者を集めて札幌市内各所で開催されます。全体会のほか7つの分科会が設定されており、それぞれテーマを決めて研究協議を行いますが、本校が主管となっている特別第1分科会では「情報社会とPTA」というテーマで高校生とインターネット社会とのかかわりや、保護者・教師がインターネットの影の部分とどう向き合っていくのかについて、問題提起と専門家による講演を通して学ぶ内容となっております。特に問題提起の部分では本校演劇部による本格的な演劇も準備されており、単に資料を見たり説明を聞くだけの分科会ではなく、楽しみながら学べる形を目指しています。
 また、今回の会議では本校より「おもてなし企画」について提案しました。分科会の会場となる札幌市民ホールの入口に「ウェルカムボード」を設置し、来訪者をお迎えしようというもので、このボードの図案を北陵・南陵・篠路・大通の4校の生徒から募集し、優秀作品を引きのばして、ホールエントランスの壁に飾るという計画です。この件について、各校からの賛同をいただき、実施の方向で決まりました。今後、4校それぞれで生徒から広く図案を募集し、各校PTA役員による選考委員会にて優秀作を決定することとなります。また、選考に漏れた作品についても、原画をすべて展示する予定です。
 この後、5月に次の会議が予定されており、細かい役割分担や当日の進行などが決定される予定となっており、4月からの新年度以降、いよいよ準備も本格化する見込みです。







[平成23年2月2日(水)]
屯珍館のアイスキャンドル点灯式に参加しました。
 2月2日(木)の放課後、屯田北児童会館「屯珍館(とんちんかん)」で行われたアイスキャンドルの点灯式に参加してきました。
 1月28日に会場作りのボランティアとして、弓道部員1年生21名が参加していました。その後、雪も積りましたが、近隣の有朋高校の生徒や児童会館を利用している子供たちで少しずつ準備を進めていました。
 このイベントは、札幌市内のすべての児童会館で行われており、雪国の寒さや外遊びを楽しむことをねらいとして行われているそうです。同じ地域の児童、生徒による会場作りなどのボランティア活動に北陵高校としても今年度より参加させていただきました。ほんの少しではありますが、地域に貢献できたことをうれしく思っております。
 弓道部が除雪を行った場所にも、アイスキャンドルのやさしい灯りがともされて、とても温かな空間になっていました。
 本校生も帰宅途中に、このやさしいアイスキャンドルの灯りに、心がホッと温まるでしょう。



[平成23年2月4日(金)]
三者協議会が行われました。
 2月4日(金)に三者協議会が行われました。これは、生活面や学習面などについて、生徒、保護者、教職員がそれぞれの立場で意見を述べ合い、今後の学校運営に生かすことを目的として、昨年度より実施しているものです。今回は、昨年12月に実施した学校評価アンケートの結果を受け、「健康や安全」「分かりやすい授業」「自主的で活発なホームルーム活動」「PTA活動の充実」「地域との連携」の5つをテーマとし、討論しました。
 健康・安全面について、今年度特に目立った自転車通学に関する諸問題を生徒指導部長の渋谷先生から報告してもらい、どう今後改善策を練っていくか意見を出し合いました。交通ルールやマナーの問題に関しては、生徒と大人・地域社会との間で大きな認識のずれがあり、生徒自身が問題の本質を認識することがまず第一歩です。生徒会を中心に、生徒自身による交通安全キャンペーン活動などを通じて、今後改善策を打ち出す方向で意見がまとまりました。
 授業については、教師の姿勢に対するものや、授業の進め方の問題など、さまざまな指摘がありました。質の高い授業は本校の生命線でもあり、今後教員側もさらなる授業改善を図っていくことが望まれる一方、生徒の側も受け身になりがちな体質を改善し、自主的に掴み取っていくような学習姿勢が必要となるでしょう。
 保護者からは「ホームページにより学校の様子がよく分かるようになったが、配布されるプリントを親にきちんと見せない子どもが多く、大事な情報が伝わらない」といった指摘があり、逆に生徒からはプリントよりもホームページの方が便利だという意見もありました。情報の伝達については、その方法も含めて今後も改善の余地がありそうです。その他、現在の高校生はちょうど「ゆとり教育世代」の子どもたちであり、基本的な学習習慣が不足していたり、生活面でも問題を起こすことが多いのではないか、との指摘が保護者からありました。
 また、昨年度に引き続き北海道通信(教育機関向けの新聞)の取材も受け、2月9日(水)付の号に掲載されました。
 最後に新村校長から「この協議会で話し合われたことを十分参考にしながら、次年度の学校運営を考えていきたい」とお話がありました。





[平成23年2月5日(土)]
美術部がさっぽろ雪まつりスノーオブジェコンテストに参加しました。
 美術部員が昨年度に引き続き、「さっぽろ雪まつり スノーオブジェコンテスト」(つどーむ会場)に参加しました。
 今回は1,2年生合わせて18名という部員数もあり、2体の雪像制作に挑戦しました。石狩管内の15校の美術部が参加しましたが2体制作する美術部は北陵高校だけ。断続的におとずれる吹雪や午後からの気温の低下など、かなりたいへんでしたが無事完成させました。
 「さっぽろ雪まつり スノーオブジェコンテスト」は美術部の恒例行事となりそうです。今後とも継続してほしいと思います。雪像は13日(日)まで、つどーむ会場に展示されます。お時間がありましたら会場まで足をお運びください。
 雪まつり実行委員会の皆様を初め、関係者の皆様方ご協力ありがとうございました。


[平成23年2月5日(土)]
豊明高等養護学校で演劇部ボランティア公演が行われました。
 2月5日(日)、札幌市立豊明高等養護学校の学校開放事業の一環として、本校演劇部のボランティア公演がありました。
 豊明高等養護学校での公演は、今年で14回目になりました。毎年、様々な内容の演劇で、今年は「英雄のcodomoたち」という作品です。今回の作品は、3月29日に行われる「おバカな高校演劇対決」で上演され、さらには8月25日に開催される全国高等学校PTA連合会大会北海道大会でも上演されます。
 「オズの魔法使い」を作品のベースとして、現代風の自分探しの物語になっています。豊明高等養護学校の生徒や保護者の皆さまにも、作品に吸い込まれるように鑑賞していただき、たいへん楽しい時間となったことを、本校としてもうれしく思っています。
 物語は〜主人公のさつきさんは、高校1年生。携帯電話とネットゲームが大好きで、いつもお母さんに叱られています。「ゲームが忙しいから食事も部屋に持ってきて」なんて言い出してお母さんを怒らせてしまいます。・・・・・・



[平成23年2月13日(日)]
スノーオブジェコンテストで入賞しました。
 さっぽろ雪まつりスノーオブジェコンテストで本校美術部の作品『パンダルマおとし』が(財)さっぽろ健康スポーツ財団賞を受賞し、代表生徒と顧問が2月13日(日)の表彰式に出席しました。
 昨年参加したコンテストに続き2年連続で入賞することができ、部員生徒たちもたいへん喜んでいます。表彰式では、賞状と記念のトロフィー、副賞をいただきました。
 今後とも多くのことに挑戦しがんばってほしいと思います。
 スノーオブジェコンテストの結果は以下のとおりです(参加校数 15校16基)
1位 札幌市長賞 北嶺高校
2位 さっぽろ雪まつり実行委員会会長賞 札幌東高校
3位 高文連賞 立命館慶祥高校
4位 (財)札幌市青少年女性活動協会賞 札幌手稲高校
5位 (財)さっぽろ健康スポーツ財団賞 札幌北陵高校
6位 来場者賞(北海道米LOVE賞) 札幌東陵高校
 今回のスノーオブジェコンテストでは、企画・準備などでサポートしてくださいましたさっぽろ雪まつり実行委員会の皆様をはじめ多くの方々にご協力・ご支援いただきました。ありがとうございました。



[平成23年2月18日(金)]
2学年集会が行われました。
 2月18日(金)7校時に2学年集会が行われました。今回は、1月に行われた記述模試の結果を踏まえての集会です。進路担当の先生より、模試の目的、来年度のセンター試験へ向けてちょうど1年前になるので、これからの取組み方、心構え等が話されています。
 模試の結果をグラフにし、その結果から分析、検証されたことを科目ごと、過年度卒業生との比較も含めてわかりやすく説明されています。
 38期生、一人ひとりの進路実現に向けて、自分自身のおかれている状況をしっかりと認識し、今やるべきことを積み重ねていくことが非常に大切です。
 その後、生徒指導担当の先生より「自己管理、提出物、遅刻、服装について、再度、気を引き締めて、4月には新1年生が入学してくるが、最上級生として学習面、生活面でも模範となってほしい。」との話がありました。


[平成23年2月19日(土)]
第3回PTA教養講座「陶芸教室」が行われました。
 2月19日(土)13:00より、第3回PTA教養講座「陶芸教室」が美術教室で行われました。当日は休日ながら19名の保護者の方々にお集まりいただきました。
 本校の美術教諭指導のもと、手びねりや板作りなどの方法でマグカップや板皿など思い思いの作品を制作しました。また、制作だけではなく、あらかじめ用意された資料をもとに陶芸に関する基礎知識なども説明され、あっという間に予定されていた2時間半が過ぎてしまいました。
 できあがった作品は美術教室の電気窯での焼成を経て、参加者の皆様に返却される予定です。
 今年度のPTA教養講座はこれを持って終了しますが、来年度以降も実施する予定です。より多くの保護者の皆様方に参加していただきたいと思います。


[平成23年2月20日(日)]
第13回高校生環境学習ポスターセッションにおいて表彰されました。
 2月20日(日)に美術部の山田さんが北海道大学学術交流会館において表彰されました。高校生環境学習ポスターセッションとは環境学習フォーラムが主催するポスター展で、北海道の高校生の環境問題に関わる調査や取組みの実践発表をするものです。山田さんは今回の募集ポスターを制作した関係で表彰されました。
 当日は3つの高校の代表が発表しました。本やインターネットの丸写しなどではなく、実際に調査や研究を重ねてまとめられた研究報告ばかりでした。フォーラム大賞に選ばれたポスターは、札幌旭丘高校生物部の発表した「トンボ相の多様性から水辺の自然環境を診断」。たいへんすばらしいものでした。
 このような取組が環境問題を考える契機となったり、高校生自身の進路実現の一助になればたいへんすばらしいことだと思います。


[平成23年2月23日(水)]
第3回学校評議員会が行われました。
 2月23日(水)18:00より、今年度最後となる第3回学校評議員会が校長室で行われ、3名の評議員のみなさまに参加をいただき、本校の学校運営等について討議しました。
 新村校長の挨拶のあと、武田教頭より今年度後半の教育活動について概況を説明。この中では、11月に実施している出張講義(大学の先生による出前授業)について、どの程度生徒には受け入れられているのか、また生徒に役立っているのか等の質問を受けました。本校ではこの出張講義を進路学習の一環として大きく位置づけ実施しておりますが、最近は同様の催しを行う高校が増えているようで、大学側の負担も増えつつあるとのことです。
 坂口教頭からは、昨年12月に保護者・生徒・教職員を対象に実施した学校評価アンケート結果とその概要を説明しました。昨年度より各質問に「分からない」という選択肢を設定していますが、これを0点として計上しているため、必要以上に得点が下がっているのではないか、との指摘がありました。集計方法については、次年度のアンケートでの検討課題になりそうです。
 また、最近のボランティア活動について、本校が地域の様々なイベントに参加したり、自主的に活動していることについて、好評価をいただきました。先日の屯珍館アイスキャンドルでの会場設営ボランティアや大藤保育園の除雪ボランティア、豊明高等養護学校での合唱部・演劇部ボランティア公演など、地域に根づいた活動を今後も長く続けていって欲しいとの声がありました。
 その他、最近の子どもは「いい子」であることを周囲から要求され過ぎて、本当の心を表出していないのではないか、それがゆえに肝心な場面で自己主張ができなかったり自主的な活動ができず、いわゆる「草食系」などと言われているのではないか、という話もありました。本校生徒にも一部通じる部分であり、生徒の主体性や個性をいかに伸ばしていくか、今後の課題となりそうです。
 今年度の学校評議員会は今回をもって終了となります。年間を通していただいた数多くのアドバイスを、次年度の学校経営に生かすことになります。





[平成23年2月25日(金)]
創立40周年記念事業協賛会第1回拡大役員会が行われました。
 2月25日(金)18:30より、本校会議室において創立40周年記念事業協賛会第1回拡大役員会が行われました。
 年度替りを控え、40周年記念事業に向けての動きも徐々に本格化してきているところですが、この拡大役員会は同窓生をはじめPTA役員や教職員も含め総勢40名以上で構成され、記念事業に関する庶務全般と、教育環境整備に関する業務全般に大きく役割を2分して、それぞれ活動しています。
 今回の役員会では、協賛会会計規則や記念事業案、業務分担や作業日程等の確認のほか、教育環境整備事業での部活動備品の購入案について、担当者より説明がありました。今回の備品購入では、吹奏楽局の楽器をはじめ野球部のピッチングマシーン、弓道部射場の簡易屋根、各部活動のための製氷機など、なかなか購入の機会がとれない高額な備品を中心に整備することがおおむね決定しております。
 また、PTA作成による「北陵だより」の総集編第3集の発刊の見通しについて、担当者より説明しました。印刷業者には過去3年分のデータしか保存されていないとのことで、今後校内に残っている過去20年分の北陵だよりを探し出し、整理することとなります。
 また本校からは、職員玄関横の外壁に取り付けられている「北海道札幌北陵高等学校」の校名板の更新について提案しました。この校名板は本校開校当初、当時の堂垣内北海道知事の書により製作された由緒あるものですが、長年の風雪に晒され老朽化が目立っていました。この件についても承認され、次年度に新しい校名板に更新される見通しです。





[平成23年2月28日(月)]
卒業式予行・同窓会入会式が行われました。
 3年生が卒業式予行と同窓会入会式のため久しぶりに登校してきました。久しぶりに会う友人・クラスメートと談笑している姿を見ると、明日、卒業式を控え学校を巣立っていくとはとても思えません。
 卒業式予行では明日の本番に向け様々な点が確認され、同窓会入会式も滞りなく終わりました。同窓会入会式では同窓会長から卒業のお祝いとともに、「これから北陵高校を支える同窓会の一人として力を貸してもらいたい」とのお言葉をいただきました。
 明日はいよいよ第37回卒業証書授与式です。