平成22年7月のニュース

[平成22年7月1日(木)]
3学年保護者懇談会が行われました。
 7月1日(木)13:10より、3学年保護者懇談会が行われました。まず最初に5校時の授業を保護者のみなさまに公開し、参観いただきました。
 続いて第2体育館を会場として全体会を行いました。武田教頭の挨拶に続き、長枝学年主任より学年概況の説明、さらに進路、教務、生徒指導の各担当者より説明をしました。
 先日の高体連大会においては、3年生の活躍が目立ちました。弓道部女子団体全道準優勝をはじめ、ハンドボール、少林寺拳法、陸上、空手など、それぞれ全道大会で上位入賞を果たしたり、全国へ駒を進めるなど、例年になく本校の部活動の躍進が見られました。一方、受験勉強もいよいよ本格化しつつあり、中には勉強の結果がなかなか現れず、もどかしさを感じたり自分を見失う生徒も見られます。学年主任からは「1年生の頃からずっと部活動に取り組み、とても素直で真面目な生徒が担任の前で泣きました。どんなに勉強をしても伸びない。このままでは到底志望大学には入れそうもなく、もう頭の中が真っ白でどうしたらよいのか分からない、と言うのです。その生徒に『今まで部活でがんばってきたのだから、勉強はまだ始まったばかり。今の努力が得点に反映するのは3ヵ月は先のことなのだから、落ち込まず頑張って欲しい』と声かけしたところ、少しは落ちついたようでした。男女関係なく、受験を控えた生徒は必ずどこかで泣いているはずです。家庭においても、お子さんの悩みを十分に聞いてあげてください」とメッセージがありました。
 最後に、各クラスごとに学級懇談を開き、担任よりクラスの状況や進路等について、説明をしました。今後、進路希望実現に向けてご家庭と学校との連携をより強固なものにしていけるよう、保護者のみなさまのご協力をぜひお願いいたします。





[平成22年7月2日(金)]
花壇の花がきれいに咲きました。
 ボランティア活動委員会では、生徒に呼びかけて5月に花壇に花の苗を植えましたが、以来、放課後水やりをしたり、雑草をとったりしてきました。最近は晴天が続き、雑草も元気に次から次へと生えてきていましたが、ていねいに雑草取りをしたり、水やりをしてくれたお陰で、春には弱々しかった花もとてもきれいに大きく咲きました。
 この花壇には昭和52年5月に開校5周年を記念して、オレゴン州リンカーン高校との友情の絆としてポートランドの花「バラ」の苗が植えられています。
 それ以来、毎年、この時期には見事なバラが咲いています。多くの思いが込められた花壇を、放課後、ほんの少しの時間で雑草取りや水やりをしてくれている心優しい生徒たちが北陵高校には大勢います。これも北陵らしさであり、たいへん素晴らしいことです。


[平成22年7月5日(月)]
卒業アルバム用写真撮影が行われました。
 7月5日(月)に卒業アルバムのための3学年全体写真撮影が行われました。
 昼休みに3学年の生徒・教員は生徒玄関前に集まり、カメラマンさんが3階、2年生の教室から指示を出しながらの撮影となりました。
 3年生は思い思いのポーズをとっての撮影。これも良い思い出となりそうです。


[平成22年7月9日(金)]
ノースカロライナ州からカーボロ高校の皆さんが来校しました。
 7月9日(金)に、アメリカのノースカロライナ州からカーボロ高校の皆さんが来校しました。
 本校では国際交流委員会が組織され、生徒の海外研修事業の企画などをしております。昨年度から本校とカーボロ高校間で、交流実施について検討がなされ今回のホームステイ受け入れにつながりました。
 ノースカロライナ州の高校では日本語クラスを持っている高校が数多く存在し、生徒が熱心に日本語を学習しており、中でもカーボロ高校はカリキュラムの中で「インターナショナルアカデミー」と称する他国の言語や文化を学ぶ学習活動を行っています。
 今回はカーボロ高校から10名の学生が本校を訪れ授業や学校祭準備を体験しました。この日は本校生徒の家庭にホームステイし帰路につく予定です。
 現在は実施されておりませんが、かつて本校は同州のイーストチャペルヒル高校との間で交流事業を行っていました。昨年度は新型インフルエンザの流行のため海外研修事業が中止されたことは記憶に新しいところです。今回の学校訪問・ホームステイがきっかけとなり、交流事業が発展していってほしいと思います。



[平成22年7月12日(月)]
北陵祭に向けて机・椅子等の移動が行われました。
 7月12日(月)の午後に、北陵祭準備に伴う机・椅子等の大規模な移動が行われました。4校時までで授業はすべて終了し、この移動からは北陵祭準備が最終段階へと入ります。
 物品の移動は、あらかじめ北陵祭実行委員会が各クラスから必要数の希望をとり、プランを作成。これに則って、放送の指示で学年ごとに少しずつ机や椅子を移動します。例年、教員はこの物品移動にはほとんど関与せず、ほぼ生徒のみでスムーズな移動が行われます。
 移動後は、机や椅子がすっかりなくなり広くなったクラスや、逆に他のクラスから大量の机が搬入されるクラスなど、制作する内容に応じてさまざまですが、この移動をきっかけに生徒もすっかり“北陵祭モード”に切り替わります。


[平成22年7月14日(水)]
屯田大藤保育園の園児が行灯の作業を見学しました。
 7月14日(水)の午前に、屯田大藤保育園の3・4・5歳児82名が来校し、本校生と一緒に敷地内を歩いて見学しました。
 簡単な挨拶のあと、本校の有志生徒20名ほどが園児の手を引いて、グラウンド側へ移動。校舎の裏手に回るとさっそく完成間近の行灯が遠くに見え、園児たちは大歓声をあげました。今年から行灯制作場所には雨除けのためのビニールシートが張られていますが、その下をくぐるようにして、至近距離から園児たちは行灯を見たり、少しさわってみて感触を確かめたりしていました。本校生徒も園児に手を振ったり声をかけるなど、優しく迎えました。また、今回は男子生徒が積極的に先導役として参加し、園児を抱き上げたり肩車をするなど、「お兄さん」ぶりを存分に発揮していました。
 第2体育館の周囲ではいろいろな虫を発見し、男の子の園児が興味深そうに見つめていました。女の子は「お姉さん」に背負ってもらうのが楽しく、10歩ずつ交代するルールで多くの園児が背負ってもらう光景も見られました。
 本校生からは「かわいい」「弟みたい」などの声が聞こえてきました。



[平成22年7月15日(木)]
第38回北陵祭が開幕しました。
 生徒会を中心に、様々な部門で準備を進めてきましたが、いよいよ本日開幕となり、たいへんな盛り上がりの中、開祭式が行われました。
 開祭式では、新村校長挨拶、メインテーマ、うちわデザイン、ポスターデザインの3名の表彰、生徒会長挨拶、実行委員長の挨拶がありました。
 上記の写真は、各クラスがそれぞれ担当し製作したモザイクアートによる全校製作です。生徒会長の合図で開幕されると、大きな拍手が沸き起こっていました。
 クラスパフォーマンスコレクションに先立って、3年生の有志、男子ばかりのメンバーで、躍動感あふれるとてもたのしい構成のオープニングが行われ、大歓声とともにスタートしました。  その後、クラスパフォーマンスコレクションの予選、8クラスが披露されています。明日の午前中に、あと16クラスが行う予定になっています。


[平成22年7月15日(木)〜17(土)]
第38回北陵祭が行われました。
 7月15日(木)〜17日(土)の3日間、第38回北陵祭が盛大に開催されました。準備期間中は連日の雨に悩まされ続けましたが、期間中はすべて晴天に恵まれ、心配された行灯行列も無事に終えることができました。(上の写真:総合第1位となった3年5組の様子)
 今回の北陵祭では学校周辺の町内会の回覧板に宣伝チラシを入れるなど、広報にも力を入れました。そのためか、初日の行灯行列は例年以上の観客数となり、また江南神社祭と日程が重なったこともあり、学校付近は沿道からあふれるほどの人出となりました。また、3日目の一般公開では1,600名以上の方々にお越しいただき、北陵祭が屯田の夏の風物詩となっていることを、改めて認識させられました。
 今年2年目となる「クラスパフォーマンスコレクション(クラパコ)」は、ストーリー性をもたせた内容や、コンピュータの動画・画像を駆使し現実の舞台とミックスする高度な手法が定着し、昨年度よりも確実にレベルが上がりました。従来の歌合戦に代わるイベントですが、単に歌を歌うだけではない独特な表現活動として、北陵祭の「顔」の一つになりそうです。
 行灯行列では、従来骨組みに用いていた「竹」を使うクラスがほぼ消滅し、針金のみで型を作り、細かく区切って色をつけたロール紙を1枚1枚貼り付けていく製作方法が多く見られました。特に3年生の作品は、貼り方や塗り方など細かい部分の仕上げが非常に美しく、光を入れた時の見え方にまでこだわったクラスが多く見られたほか、「エコ電球」を駆使し、消費電力を抑えながら電球の数を増やして従来より輝度を上げるクラスなども見られました。針金組みになったためか、腕など細い部分の再現性も上がり、全体としていわゆる「行灯らしい行灯」ができるようになりました。3年生の技術が後輩に継承されることを期待したいところです。
 恒例のPTAバザーでは、今年も孫竹PTA名誉会長の指揮のもと、焼き鳥・豚串の販売が行われました。こだわりの味で毎年すぐに売り切れてしまうPTAの焼き鳥ですが、今回も午後1時ころには完売となりました。PTA役員のみなさんも多数参加していただき、忙しい中親睦を深められたようです。  クラス展示、部活動展示は、それぞれの持ち味を生かした個性あふれる内容が多数見られました。3年生のクラス展示は体験型のものがほとんどで、特に子どもに人気でした。
 14:00に一般公開が終了し、すぐに後片付けとなりました。教室の展示もみるみるうちに壊され、あっという間にいつもの学校に戻りました。行灯の解体も、以前はほとんどのクラスが2次解体までかかっていましたが、今回は多くのクラスが一般公開後の1次解体ですべて解体を終えました。これも、竹をやめて針金組みにした影響でしょう。また、例年屯田西小学校PTAより「お化け屋敷用のアイテムを提供して欲しい」という依頼をいただいておりますが、今回も3年3組の展示物品などを中心に持ち帰っていただきました。日を変えて、北陵祭の作品の一部が屯田西小学校で活躍することとなります。
 お越しいただきましたみなさまには、この場を借りてお礼を申し上げます。









[平成22年7月21日(水)]
夏季休業前全校集会が行われました。
 7月21日(水)に夏季休業前全校集会が行われました。これに先立ち、先日の高体連札幌支部大会、および全道大会で上位入賞した部活動の表彰が行われ、弓道部、少林寺拳法部、陸上部、ハンドボール部などが表彰状を受け取りました。
 引き続き全校集会となり、新村校長からは部活動での北陵高校の活躍や北陵祭での生徒の活動ぶりなど、ねぎらいの言葉がありました。夏休みに向けては、特に3年生は進路実現に向けて全力で勉強に取り組むこと、さらに全校生徒に対して自転車等のマナーを守ることについてのメッセージがありました。また、進路指導部長の宮本先生からは、実際に大学の方から聞いた北陵高校の評価などが紹介され、自分たちの学校が外からはどのように見られているのかを改めて認識しました。
 集会の後、2年間北陵高校のALTとして英語教育に携わってくれたステファニー・ウルフ先生の離任式が行われました。北海道教育委員会からの感謝状が新村校長より手渡された後、ステファニー先生からは英語で生徒へメッセージをいただき、英語の勉強のコツなど貴重なアドバイスもありました。最後に生徒会長の大室さんから生徒を代表してステファニー先生に花束を贈呈しました。
 22日(木)〜8月15日(日)まで25日間の夏季休業となり、8月16日(月)に夏季休業明け全校集会と学習確認テストが行われます。また、校舎改築工事に伴い3年生の2期講習(7/30〜8/5)は隣の有朋高校の校舎をお借りして実施することになっています。