平成22年8月のニュース

[平成22年8月5日(木)]
3年生の2期講習が有朋高校で行われました。
 3年生の夏期講習・2期が北海道有朋高等学校校舎3階にて行われました。本校は7月より校舎大規模改造工事が本格化しており、工事に伴う騒音等の問題から、昨年度に引き続きすぐ近くにある有朋高校のご好意により校舎の一部を拝借し、2期講習を行いました。
 有朋高校は通信制・単位制の道立高校であり、数年前に中央区から屯田に移転してきました。北陵高校とは徒歩で10分程度の至近距離にあり、校舎も真新しく快適で、夏期講習の代替会場として大変好適な場所です。昨年度も今回と同じく2期講習で教室をお借りしましたが、本校生徒には大変好評でした。今回も生徒からは「涼しくて勉強しやすい」「玄関や廊下、トイレなど清潔で快適」といった声が多々聞こえました。
 一方、本家の北陵高校では改造工事が急ピッチで進んでいます。現在行っているのは主に外壁の改修作業で、古い塗装を高圧の水で剥離し、新しい塗装を施します。近日中にきれいに生まれ変わった校舎がお目見えする予定です。


[平成22年8月16日(月)]
夏季休業明け全校集会が行われました。
 8月16日(月)に夏季休業明け全校集会が行われました。25日間の夏季休業を終え、元気な姿で全校生徒が参加しました。
 夏期講習、部活動の合宿など、休業とはいえ忙しい日々を生徒は送りましたが、特に3年生は有朋高校校舎での2期講習を受けるなど、目前に迫りつつある大学受験に向けて全力投球しました。
 集会では新村校長から「この夏休みに、沖縄で行われた高校総体を見てきました。有名なひめゆりの塔や洞窟などを見学し、改めて命の大切さ・尊さを感じずにはいられませんでした。しかし、昨日終戦記念日に放送されていたテレビ番組の中で、最近の若者が心の豊かさを感じず、自分さえ生きていければそれでいい、という安易な考え方をしていることが報じられていました。みなさんに考えてもらいたいのは、心の豊かさを保つことと命を大切にすることです。軽率でいいかげんな行動により、命を落とすようなことがあってはなりません。また、美しいものに触れて感動する心や、一緒に学ぶ仲間を大切にする思いやりの心など、もう一度しっかりと見つめ直してもらいたいと思います。みなさんを育ててくれている両親や先生方への感謝の気持ちも、忘れないでください。」とメッセージがありました。
 この後、教務図書部長・浅川先生から学習について、生徒指導部長・渋谷先生から生活面についてのお話がありました。
 4〜6校時には、夏季休業中の学習状況をチェックするための「学習確認テスト」が英数国の3教科で行われ、生徒はそれぞれに努力の成果を発揮すべく真剣に取り組んでいました。



[平成22年8月16日(月)]
2年生が見学旅行の準備を進めています。
 8月16日(月)の放課後に、2年生の見学旅行研修係(54名)への事前指導が行われました。今年の見学旅行では、京都周辺と大阪の2ヶ所で自主研修が組み込まれており、各班ごとに計画書を作成することになっています。そのための諸注意や、自主研修の意義などについて、担当教員から生徒に説明しました。
 ともすれば安易な買い物や飲食に流れがちな自主研修ですが、本校では「歴史や文化に対する理解を深める」「自主的に行動する姿勢や協調性を養う」といった目標を立て、あくまで「見学」であるという部分を生徒にも貫かせています。実際に、旅行後の生徒の声を聞くと、京都や奈良の歴史的建造物を見学できて良かった、という感想が本校では例年多く、実物を見ることで強く印象に残っている様子がうかがえます。
 この後、短い準備日程の中で生徒はインターネットによる情報収集や、旅行業者との直接面談で自主研修プランを練り、9月2日までには全ての班の計画がまとまる予定です。  この見学旅行が実りの多いものになることを期待したいものです。



[平成22年8月18日(水)]
北陵だよりの編集作業が行われています。
 8月18日(水)10:00より、本校会議室において北陵だよりの編集作業が行われました。北陵だよりは、PTAが主体となって年3回発行しているもので、開校当初より続く歴史ある広報媒体です。通算107号となる今号では、先日の北陵祭やPTA海外研修派遣事業、全道高P連関連の情報などで構成され、現在記事の割り付け作業を行っているところです。この日は4名の役員のみなさんにより、原稿の整理やどのページにどの記事を載せるかなど、細かく検討をしました。
 この第107号は、9月末に発行されみなさまのご家庭に配布される予定です。


[平成22年8月18日(水)]
1学年集会が行われました。
 8月18日(水)の7時間目に1学年集会が開かれました。内容は7月に実施された模試のふり返りです。
 1年生は半年前に高校受験を終えたわけですが、来るべき大学受験は「石狩」や「全道」ではなく「全国」の生徒との競争になります。自分が全国レベルでどの学力位置にいるのか、朝のSHRで個人成績票を返却された生徒は初めての模試の結果を食い入るように見ていました。今回の学年集会では進路担当教員から総括が報告された後、各教科の教員から試験の振り返りと今後の対策についての話がされました。
 受験に対する準備は早いに越したことはありません。「もっと勉強しておけば良かった」と後悔することがないよう、今回の模試を一つのきっかけに1年生にはがんばってほしいと思います。


[平成22年8月19日(木)〜21日(土)]
全国高P連東京大会を視察しました。
 8月19日(木)から21日(土)、第60回全国高等学校PTA連合会大会東京大会へ行って参りました。
 今回は、来年の8月24日〜26日に開催される第61回全国高等学校PTA連合会大会北海道大会の視察も兼ねて、寺田会長をはじめ10名のPTA役員の方と学校からは武田教頭、事務長、企画総務部2名の計14名で参加して参りました。
 大会1日目、全体会では、日本武道館に全国のPTA関係者1万2千人が集まり、高校生のアトラクションの和太鼓、吹奏楽、合唱やダンス、軽音楽で迎えられ、開会式、そして、トヨタ自動車会長の張富士夫氏の基調講演がありました。午後からはそれぞれの分科会に分かれ、私達は、来年度担当する予定の特別第一分科会に参加しました。
 大会2日目も高校生のアトラクションの和太鼓で迎えられ、京都大学大学院准教授木原雅子氏の記念講演を拝聴し、閉会となりました。閉会式では、次期開催地、北海道大会をアピールするため、本校の生徒も出演しているプロモーションビデオが流されました。
 東京という立地を生かした全体的に大変迫力のある大会でした。現在、来年度に向けて少しずつ準備を進めておりますが、大会当番業務では多くの保護者の皆様のご協力を心よりお願いいたします。また、酷暑の中、研修されてきたPTA役員の皆様、たいへんありがとうございました。
 上記の写真は、東京都立府中東高校の和太鼓部の演奏の様子です。躍動感あふれ、パフォーマンスとしても大変完成度の高い素晴らしい演奏でした。



[平成22年8月28日(土)]
学校公開が行われました。
 8月28日(土)に学校公開を実施しました。
学校公開は受験を控えた中学3年生、保護者および中学校の先生を対象に本校の教育活動と学校教育の特色を紹介し、中学生の志望校決定と中学校の進路指導に寄与するために実施しています。毎年たくさんの方に参加していただいておりますが、今年も約800名の皆様に参加していただきました。
 今回参加していただいた中学生・保護者の皆さんには、休日であるにもかかわらずご参加いただき誠にありがとうございました。


[平成22年8月30日(月)]
富良野自然塾の環境教育活動に参加してきました。
 8月30日(月)に環境教育活動として、富良野自然塾の環境教育プログラムを受講してきました。この活動はボランティア活動委員会が企画し、参加者を募って学校公開日の振替休日を利用して行っています。今回は26名の参加があり、8月も終わるというのに本当に本当に暑かったですが、貴重な体験をさせていただきました。
 この環境教育プログラムは、富良野自然塾が閉鎖されたゴルフコースを利用して、単に植樹をするばかりではなく、五感を通して環境や自然について考えるようになっています。
 インストラクターの斉藤さんから、5つのプログラムをわかりやすく表現豊かに説明をいただきました。単に説明を聞くだけではなく、実際に心に残る多くのことを体感できる、たいへんすばらしい内容の研修でした。今生きている私達だけでなく、子供たち、孫の世代まで考えると、今できることを少しでもやり続けることが大切だと気付かされます。参加した生徒も皆、様々なことを感じた様子でした。