平成26年11月のニュース

[平成26年11月20日(木)]
ロボットカー制御実習が行われています。
 3年生の「情報B」の授業で、ロボットカー制御実習授業が現在行われています。
 本校では本年度、1年生の「社会と情報」、および3年生の「情報B」の2つの情報科目の授業を行っております。情報Bは旧教育課程での科目であり今年度限りで終了するため、現3年生が本校では最後の情報B履修生徒となります。
 この情報Bという科目は、主にコンピュータや情報技術に関するテクニカルな内容となっており、普通科高校ではあまり実施例がありません。本校は普通科で進学重視の高校としては珍しい例となっていました。このロボットカー実習は6年ほど前より実施してきた本校情報科伝統の授業で、生徒はコンピュータとロボットカーをUSB接続し、動き方をプログラムします。まずはまっすぐにコースを走らせる実習から始まり、次にライントレース実習(引かれた線の上をなぞりながら走らせる)を行います。実際には走らせるコースの歪みや、ロボットカーの車輪のわずかな形の差から、まっすぐに走らせるだけでも非常に難しく、生徒は微妙な動きのプログラミングに試行錯誤しているようです。
 この実習を通して情報技術に興味を持ち、将来IT技術者への道に進む生徒もいるかもしれませんね。
ロボットカー制御実習

ロボットカー制御実習02


[平成26年11月26日(水)]
教職員対象のSNS研修会が行われました。
 後期中間考査初日の11月26日(水)午後に、教職員対象の校内研修「SNSとは何か」が行われました。本校では例年、教育上のさまざまな課題解決を図ることを目的として校内研修を行っており、これまでに進路指導や教育相談に関する研修等を実施してきました。今回は生徒指導部と情報メディア部が協力する形で、具体的な研修内容は情報メディア部が企画を担当。「SNSとは何か」と題し、昨今問題化している生徒どうしのSNS上でのいじめや、個人情報の流出等が実際にどのようにして発生するか、スマートフォン三台を利用して実演しながら理解を深めました。
 さまざまなSNSの中から、生徒に最も頻繁に利用されていると考えられる「LINE」を取り上げ、友達関係を結ぶ方法からグループトーク、写真のやりとり、通話・画像通話などを実際に行い、具体的にどの部分をどう設定するとどのような結果が得られるかを学びました。続いてグループからメンバーを削除する、いわゆる「ライン外し」を試しました。特定の1名をグループから外し、その間にグループ内でその人の悪口を書き込み、再度その人をグループに追加すると、外されていた間に投稿された悪口がその人に見えるのかなど、実際に起こり得る細かい実験も行いました。本物の画面を見ながら、先生方はなぜLINE上でいじめ等が発生するのか、そのメカニズムを理解している様子でした。
SNS研修会01

SNS研修会02


[平成26年11月27日(木)]
札苗中学校の2年生20名が来校しました。
 11月27日(木)、札幌市立札苗中学校の2年生20名が来校しました。札苗中学校では総合的な学習の時間で、高校進学に向けての意識を早期に高めることを目的として「高校訪問」を実施しています。この学習に本校は以前より協力をさせていただいております。
 はじめに、鈴木教頭より学校案内パンフレットを見ながら本校の概要について説明がありました。質疑応答では中学生が事前に準備してきた21の質問があり、メモをとるなどして理解していました。また、生徒会が作成した今年度の対面式と北陵祭のダイジェストDVDを観賞し、北陵高校について理解を深めることができた様子でした。
 校舎見学では、生徒ホールや売店、体育館、トレーニング室などを見学し、同時に本校生徒の雰囲気も感じ取ることができたようです。
札苗中学校