令和5年3月のニュース

　3月1日(水)10時00分、第49回卒業証書授与式を挙行しました。273名が沢山の思い出の詰まった学舎を巣立って行きました。今年は新型コロナウィルス感染症対策を講じ、221名の保護者の皆様に参列していただきました。また、ライブ配信も行い式の様子を中継させていただきました。
　吉野校長は、式辞でコロナ禍を乗り越え18歳成人を迎えた卒業生に対し、｢自分の言動に義務と責任を自覚し行動すること、広い視野で将来を見通す力を持つこと、互いの人格を尊重し、将来の若者を育てる役割を担うこと｣の3つを望み、社会の一員として常に先を見通した冷静な判断力やリーダーシップを伸ばすように卒業生へ最後の言葉を送りました。卒業生代表として挨拶した松川さんは、｢新型コロナウィルス感染症に翻弄された学校生活ではありましたが、これから進むそれぞれの道を力強く歩んでいきます。｣と語りました。
　卒業生の保護者の皆様におかれましては3年間、本校の教育活動に深いご理解とご協力をいただき誠にありがとうございました。

　3月10日(金)、｢探究の日｣と称して｢総合的な探究の時間｣の発表会を行いました。コロナ以前の校舎全体を使用しての規模には至りませんでしたが、昨年より規模を広げ、学年の枠を超えた交流を深められる発表会にしました。
　昨年11月から1･2学年の｢総合的な探究の時間｣において、｢ポスターセッション｣、｢グループ研究｣に取り組んできました。午前は、グループ分けされた1･2年生が混在する20教室で発表が行われ、1年生はポスターセッション発表後の質問、意見交換やコメントが書かれたGOOD JOBカードでのやりとりを通して自分の発表を振り返っていました。ポスターセッションのテーマは多岐にわたり、歴史、社会学、環境、心理などさまざまで生徒たちは、自分の研究内容を分かりやすく伝えようと頑張っていました。続いて、2年生はスマートフォンのアプリを使って作成したスライドをテレビに映してグループ研究の発表をしました。1年生は、来年度の探究活動に生かそうと先輩たちの発表をメモしていました。
　午後は、1･2年生が体育館に集い、2学年｢グループ研究｣の代表4グループが発表をしました。

2学年｢グループ研究｣4代表テーマ
　｢手紙はこの世からなくなるのか。｣
　｢橋の形の違いによる耐久力の違い｣
　｢どうして抽象画に高額な値段がつくのだろう?｣
　｢校則がもたらす校風や教育への影響と展望｣

　3月24日(金)9:40、修了式･離任式を行いました。1･2学年が揃って修了式を迎えるのは4年ぶりになります。校長講話で吉野校長は、1年を振り返るとともに、「来年度も何事にも努力を惜しまず、笑顔あふれる北陵生であってほしい」とお話がありました。 　続いて、今年度をもって北陵高校を離任・退任される職員の紹介があり、11名の離退任者からそれぞれ最後のメッセージをいただきした。