北陵だより第8号/昭和49年3月21日発行


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北陵高完成は道の方針―父母の念願実を結ぶ―
後援会長

 札幌北陵高校も、開校以来早くも2ヶ年を経過し、3回目の新1年生を迎えることになりました。そして、私どもの子供たち180名は、明年3月には第1期生として、卒業することになるわけであります。
 そこで、私たち親としては、1日も早く新校舎を完成させて貰い、落ち着いた環境の中で、最後の仕上げをさせたいとの強い希望をもっておりました。
 このため、かねての決定に従い、PTA会長、その他の役員の方々と共に、学校側と一体になって道庁を訪れ、知事さん、教育長さん方に回を重ねて陳情して参りました。また一方、はがきによる文書陳情もしていただいたわけであります。
 今年は異常な物価高で、国の総需要抑制の方針により、道の予算編成は大変だったようですが、北陵だけは完成させるという方針は貫かれ、校舎の仕上げ、諸設備の整備、体育館の新築、グラウンド造成等を含む必要予算は、一応確保されたとのことで、ホッとしているところであります。
 これも偏に今まで熱心に続けてきた陳情活動が実を結んだものと、関係の方々に心から感謝申し上げる次第でございます。
 このうえは、道議会の議決をまって、工事の発注を急いで貰う必要がありますが、物価はなお安定せず、必要資材が円滑に入手できるかどうか、不安要素は沢山ありますので、決して楽観できない情勢にあるといえましょう。
 丸彦渡辺建設が引続き工事を担当することになるものと思われますが、昨年の例もあり、契約が順調に行われるかどうかにかかっているようです。
 経済界の動向が今後どうなるかによりますが、場合によってはグラウンドの整地等の計画の一部縮小や、仕上げ材料の変更などのこともあり得ると考えられます。
 いずれにしましても、私どもの願いが大筋において認められたことは喜ばしいことで、悪条件の中で可能な限り立派な校舎を早期に完成させて貰うことを、強く念願するものであります。

陳情運動に参加して
 私たちの子供が、寒さにもめげず老朽校舎で頑張っていることを思うと、1日も早く新校舎の完成を願うのは、親の気持ちです。
 新校舎の件は人まかせにしていた感じが強いのですが、先日の役員会でみんなで強力に運動しなければ、学校は完成しない心配があることを感じました。
 そして、私も他の方々と共に道庁を訪れ、陳情に実際に参加してみて、容易ではないことを痛切に感じたわけでございます。
 私は1月29日第1回目の陳情に参加したのですが、事務長さんの案内でまず道議会の佐々木道議さんにお会いしました。佐々木さんは道議会でも大変力のある方で、早速山本教育長さんをお呼びになり、北陵高校を完成させる考えなのかどうかを確認されました。教育長さんは、その方針で知事さんにお願いしている、とのことでした。
 そこで早速一行は、予算担当の中村副知事さんにお願いに参りました。副知事さんは大分お疲れの様子でしたが、障子会長さんや木村さんの真心のこもったお願いに耳を傾けておられました。
 最後に一言、「この物価高では計画を延ばす以外にないですね」と、暗に非常にむずかしいということをほのめかされましたが、障子会長さんが新校舎で卒業できるようお骨折りを、ということで辞去しました。
 でも、新聞報道で北陵高校は完成予定という記事を見て、実はホッとしたような次第でございます。

PTAの動き
 1月26日、本校において「新校舎の完成移転促進のための運動方法」を議題に、PTA、後援会の合同役員会が開催された。
 新校舎は本年度完成の予定であるが、資材高騰の折、必要予算が確保されるかどうかにある。そのため、期成会の野間幹事長も出席して、熱心に討議された。
 その結果、会員が2・3班の陳情団を編成して、継続的に陳情活動を行うこと、またはがきによる文書陳情を決定した。
 1月29日、2月4日の2回、陳情書を持参して道庁を訪問し、陳情した。

現場慰問よろこばれる
後援会副会長



 新校舎早期完成については、先生、父母、生徒は勿論、この事にたずさわる多くの人々の願いであろうと思います。
 後援会では、委員の方々のお援けをいただいて、8月と12月に工事現場への慰問を行いました。
 夏は、炎天下体を休める日陰もない荒野に働き、冬はまた吹き荒ぶ風に手をかざす火の気もない工事場にあって、黙々と働く作業員の方々の姿に接し、唯々感謝で一杯でした。慰問のたびに、完成近づく校舎に言い知れぬ喜びを感ずると共に、あらゆる悪条件を克服しつつ頑張って下さる作業員の皆さまに、これからも感謝の慰問を続けたいものと痛感しました。

ゆりの木
保護者

▼悪性インフレで私たちの生活がおびやかされている昨今、基本的な教育を受けるにも、教育費など経済的負担が子供にも精神的負担となって影響し大変なものです。
▼毎年報道される「受験地獄による学生の自殺」も珍しくない。最近のテレビ番組から、有名高へ入学を願う親が、子供の意志を無視し、3年間も塾や家庭教師を変えて学ばせたが、合格できなかったという失敗談を聞いたが、正当な実力で評価されず学歴偏重の社会の矛盾が問題ではなかろうか。
▼学生は何のために学ぶのか。自身の将来の生活安定の準備確立のためでもあると思う。そのために、自己の能力を十分発揮し、適正な進路に向かって一歩一歩着実に前進していくその機会や環境を整えてやるのが、私たち大人の役目であると思う。
▼高校受験という難関を前に、親子ともに不安な毎日をくり返した幾日、そして合格発表に感激したあの日が、昨日のように思い出される。「のど元すぎれば何とやら」となるのが人の常である。校長先生自筆の「初心忘るべからず」の金言を思い起こしながら新学年を迎え、それぞれの進路を目指して頑張ってほしいものです。


[北陵だより第8号 2ページ]

地区別懇談会
 地区別懇談会は、昨年11月19日から一週間、9会場において延べ137名の会員が出席して開催された。
 各会場で交換された話題や意見の主なものをまとめると、
(1)学習・進学
・資料によると学習不足が著しいが、学校ではどんな方策を立てているか。
・学力向上のために、講習を能力別にやったらどうか。また、成績の上位者を選び学力を延ばしたらどうか。
・志望校合格の見通しについて、生徒の実態はどうか。
(2)生活一般
・髪についての基準はあるのか。
・子供のアルバイトについてどう考えているか。
・生徒の悩みを親がどうとらえるか。
・親子の断絶をどうしたらよいか。
・その他〜校舎移転、校歌、バス路線などについて

 次に反省点として
・個別懇談を加えたらどうか。
・父母側の関心ある話題を事前に調査
・参加数の少ない会場の統合
・学校、地区懇いずれにも出席しない父母の対策
・運営における地区の主体性
など、問題点が出されている。

話題は進路に集中
 昨年度の地区懇は先生方の方が多く、話題も“学校づくり”“高校生活とは”といった内容で、しかも参加者の発言は少なく聞き役的であったように記憶している。
 今般、新琴似地区で行われた懇談の内容を紹介してみます。
・各種の資料を参考にいくつかの話題が提起されたが、家庭学習の実状、家族の家庭学習えの理解協力、進路決定等々進学に関連した話に集中した感じであった。
・夕食もそこそこに部屋に閉じこもり、親がひと睡りして目を覚ましてみるとまだ勉強している。
・毎日の家庭学習として英語は○時間、数学は○時間、それから最低○時間くらいは必要、など。
 これほどまでにしなければ進学が、と進学競争の苛酷さを改めて知らされたが、進学のための勉強だけが、という疑問もないわけではない。
・移転後、新校舎へは距離的に近くはなっても、通学を考えると極めて不便な地区になる。全校生の通学問題とからめ、運行経路や便数増等、足の確保のための運動が是非必要であること。
・その他親の悩みや疑問も出され、時間を延長しての懇談であった。

話のひろば
私の高校時代

保護者

 今から24年前の4月、私は町にはじめて開校した新制高校の定時制4年に入学した。校舎は旧青年学校の建物を利用したもので、窓ガラスは破れ、床は歩くたびにぎしぎしと鳴り、今の北陵の校舎よりまだまだひどいものであった。
 生徒は32名。職業も年齢もまちまちで、旧制の中学校、女学校を卒業したばかりの若い人や、兵隊帰りで妻子のある人、町役場の課長さん、小学校の先生等々、中には電気会社に勤めている人もいて、停電のたびに修理を引き受けてくれた。
 このような仲間が性別、年齢、社会的地位などの違いを乗り越え、戦争で中断せざるを得なかった学問をしたいという心で結びついた学級は、非常に活気に満ちていた。
 冬はオーバーを着てストーブを囲んでもまだ寒い教室で、かじかんだ手に鉛筆を握り一心にノートを取っていた友人の姿が今も目に残っている。
 たまたま町議会が開かれるということを聞き、私たちの後輩にもっと良い環境で学問をさせたいということで、校舎建設の請願書を出すことを決め、放課後真夜中までかかって請願書を作り、代表者が議会で朗読したところ、議員の中には感激のあまり涙を流した人もある程で、満場一致で採択され、翌年木造ながら立派な校舎が建設された。私達の卒業には間に合わなかったが、帰郷の度に車窓から見える校舎に感慨無量である。
 入学時の32名が卒業の時は約半数の17名に減り、働きながら学ぶことのむずかしさがひしひしと感じられた。
 謝恩会の時、担任の先生が90kgを越す巨体で大粒の涙をポロポロこぼしながら、一人一人と握手してくださったことが24年もたった今になってもまるで昨日のようにはっきりと思い出される。

教員室profile プロフィール
 この項目は掲載いたしません。


[北陵だより第8号 3ページ]

クラブ紹介〜染色


 女子生徒ばかりの染色クラブも“趣味と実益をかねて”をモットーとして、42名全員楽しみながら張り切って活動している。
 器材や特殊の用具を必要とせず、各自の創造性と自主性を発揮できるようにということで、人造皮革の染色をとり入れた。
 特徴として短時間で染め上げられること、自分の好きな色を創りだせること、染が堅ろうである点など、多くの長所がある。
 生徒は、今までに3〜5点くらいの作品をつくりあげたようである。市販のものと比較して何ら遜色はない。
 材料価格の高騰だけが今後の悩みの種である。

家庭教育シリーズ(4)
高校生と自殺

校長

 去る2月22日、道警は“自殺白書”を発表したが、道内公立高校生の4月から現在(1月末)までの自殺数は12人(未遂を含む)で、男8、女4となっている。これを45年から調べると、45・6年と8人であったものが、47年には14人と急に多くなっている。全定別にみると全日制が8で、定時制は4と定時制の方が少ない。学年別では2年が6、3年が3、1年が2、4年が1となっており、これを45年から通してみると44人中2年が18、3年が14、1年が8、4年が4と傾向は変わらず、2年、3年が多い。
 もっとも心情の揺れる時期といえようか。
 この44人を方法別にみると縊死12、服毒薬物・入水、とび降りがそれぞれ9、ガス5、割腹・静脈切断3、鉄道、シンナーがそれぞれ2、凍死、感電がそれぞれ1となっている。
 問題は、こうした自殺の原因は何かということだが、その多くは動機や死に至った心理的過程が推定の域を出ないままにただ死後の日を重ねている。ここに自殺の研究のむずかしさがあり、それだけにいっそう痛ましい。推定される原因をこの44人についてみると、家庭不和、父の叱責口論・義父外国人が7、厭世、死の賛美が8、学業不振、受験失敗が2、ノイローゼ、うつ病発作・夜尿症から自閉的が4、身体欠陥・容貌が2、同情心中3、男女交際を注意されてが2、過失いたずらが2、政治活動のいきづまり、三島事件のショック、自転車や自動車自己を苦にしてがそれぞれ1、原因不明が10となっている。特に最近注目されるのは心中自殺が47年2件(3人)、48年3件(5人)出ていることである。
 老人の自殺が「諦めの自殺」といわれるのに対して、青年の自殺は自己主張が多く、自殺を合理化し美化するものが多いので「求める自殺」「憧れの自殺」と呼ばれている。青年期は依存から自立へ、服従と反抗という矛盾した両者をゆれ動いている時期である。古いものへの執着を持ちながらも常に新しい対象を求め、環境に対しても強い好奇心を持ち、あらゆるものと接触しようとするが満たされない。求める心のない者は自殺もしない、求める心が強いだけに孤独になるのだろう。
 孤独な心情を少しでも察知し受容できるならば、痛ましい姿も見ずにすむものをと、悔やまれるこのごろである。

東北4県へ学校視察
 本年度から道費で研修ができることになり、これを機会に毎年研修旅行に出て、先輩校の状況を視察することになった。
 第1回は主に東北地方を視察することになり、秋田高、弘前高、弘前南高、盛岡一高、盛岡三高、仙台二高、仙台二女高を視察しました。
 秋田高の場合、進路指導費が210万と巨額な予算で指導の徹底をはかっていました。また、ほぼどの高校でも研修会館をもち、ホームルームの宿泊研修、クラブの合宿などに利用し、教育効果をあげているようでした。本校でもこのような施設がほしいものです。

スキー授業始まる


 冬期体育の一環として、道新春香スキー場で2月8日から3月1日までの9日間、今年度も全生徒にスキー授業を開始した。
 目標は「全員が安全に楽しく山の頂上から下まで滑り降りよう」と、6名の指導教官のもと男女別に6班を編成、能力別授業を実施している。山の上から日本海を眺めながら滑る気持ちは、爽快そのものである。4時間強の実技時間もあっという間に過ぎ、生徒は滑り足りない気持ちと雄大な春香に後ろ髪をひかれる思いで一路学校へ向かう。
 回を重ねるごとに技術も向上し、最終日の試験にそなえ、熱心に練習に励んでいる。

国体スケート見学
 1月26日、国体スケートの団体見学を実施した。空は青く晴れ上がり、国体終幕を飾るにふさわしい天気の下を、真駒内会場330名、美香保会場240名と分かれて見学した。真駒内会場での豪快な一般ホッケー準決勝、美香保会場での華麗な高校女子フィギュア自由スケーティングが行われ、その鍛えられた技術や洗練された演技は観衆を魅了した。とくに本校の栗山選手には拍手の渦がわきおこっていた。

4・5月の主な行事
4月8日 始業式・入学式
9日 対面式、実力テスト
11日〜13日 宿泊研修(第1班)
13日〜15日 宿泊研修(第2班)
5月上旬 身体測定・検査
中旬 生徒総会
12日 北海道学コン(1)
19日 旺文社実力テスト(1)
26日 北海道模試(1)
28日〜30日 中間考査


[北陵だより第8号 4ページ]

栗山さん女子フィギュアに大活躍―高体連全道第2位・道新杯優勝―
 栗山さんはわが北陵高にあって、冬季スポーツに出場した唯一の選手である。
 種目は女子フィギュアスケートである。本校ではもちろん、全道的にも数少ない貴重な存在の1人である。全道高体連大会第2位、道新杯には見事優勝するなど、輝かしい成績を残した。
 また1月26日には、国体スケート大会、女子フィギュアを団体観覧した。その折、スペイン奇想曲・シェラザート・レオノーレの曲に合わせての華麗な演技に、本校生はもとより、満場の拍手を浴びた。なお、バッジテスト4級ということだ。
 昨年度の成績を紹介すると、全道高体連大会3位、全国大会24位(出場選手の中には、全日本・世界選手権出場者がいる)、国体の代表権を獲得すると共に19位と活躍し、北陵に栗山ありと全道にその名をひびかせた。
 その後の全道選手権大会では、辻村・名井の両選手をおさえて初優勝を遂げた。
 今年は、渡辺先生の指導で、夏季陸上トレーニング、市民体育館でトランポリン練習、またクラシックバレエ等を取り入れ、精力的に練習に励み、各大会に臨んだ。
 昨年よりは、精神的にも技術的にも格段の進歩が見られ、今後の活躍が期待される。残る全道選手権大会にも、昨年に引き続き優勝してほしいものだ。
 次に各大会の成績を示すと次の通りである。
・全道高体連大会 第2位
・全国高体連大会 第21位
・国民体育大会 第22位
・市民大会兼道新杯 優勝

第1回雪中運動会開催
 「体力増強と相互の親睦」をスローガンに、2月20日・21日の両日午後、全生徒・職員参加のもと、第1回雪中運動会が開かれた。
 会場には校舎裏の豊平川河川敷を借用した。体育委員会を中心に生徒の意欲も高く、雪踏み、ポール立てなど、立派に会場が整備された。
 二人三脚の「フット・ドリブル」、ミニスキーによる「バイアスロン」と種目は多彩であった。フィナーレを飾る肉弾相うつ「騎馬戦」は圧巻であった。紅白対抗で8種目の競技に熱戦を展開し、僅少差で白組が勝った。

ハンドボール全道大会へ
 2学期に入って、各種目新人戦が開始された。ハンドボールが全道大会に駒を進めたほか、期待された蹴球は惜しくも3回戦に止まり、ほかはいずれも1・2回戦で敗退した。
▼ハンドボール
 1回戦 北陵高 10―6 月寒高
 準決勝 北陵高 14―6 札工高
 決勝 北陵高 10―13 札南高
 <全道大会>
 1回戦 北陵高 14―14 室工高(抽選負け)
▼サッカー
 1回戦 不戦勝
 2回戦 北陵高 1―0 道工高
 3回戦 北陵高 1―1 札西高
 延長戦 北陵高 1―2 札西高

雪像「時計台」を製作
2年3組有志



 2月1日から5日まで、第25回さっぽろ雪まつりが開催された。
 メイン会場では装飾を施した豪華な雪像、繊細にして躍動美に富む氷彫などが、見物人を圧倒していた。
 一方、<市民のひろ場>には素朴にして健康な美しさの溢れる雪像が多く見られたが、その中にわが北陵高生による「時計台」がある。
 2年3組有志十余名が1週間がかりで製作したもので、時計台に顔・手足をつけて擬人化したところが見どころである。つまり、時計台が百年の星霜に耐え、市民に愛の時を告げ、刻々倦まずたゆまず働きつづけているのに敬意を表し、老人に擬したということである。
 なお、雪像製作に対し、実行委員会より感謝状、札幌市長より記念の楯が贈られた。

第2回読書会開かれる
 2月6日(水)、第2回読書会がユネスコクラブと図書委員会の共催で行われた。今回のテキストには、中根千枝著「未開の顔文明の顔」がえらばれた。
 参加者により読後感の発表に始まり、続いて意見の交換が行われ、現代の物質文明の功罪について、かなり突っ込んだ話し合いがなされた。講師の先生以外の先生からも貴重な意見をいただいた。
 参加者が予想したより少なかったのは残念であった。

編集後記
▼物価の値上がりなど頭の痛い今日この頃、皆様には如何お過ごしでしょうか。
▼編集委員としての経験は初めてで、本当に名ばかりに終ってしまいました。先生方のあたたかい心配りに衷心より感謝を申し上げます。
▼「北陵だより」を友に家庭の対話を楽しんでいただきたいものです。
▼石油危機の余波は依然として続いております。どのような危機に直面しても未来に生きる若人の“教育の場”だけは守っていきたいものです。これからも本校の充実発展のために頑張りましょう。
▼「北陵だより」編集の1年を振り返ってみると、校長執筆による「家庭教育シリーズ」欄、父母の声を反映する場としての「話のひろば」欄、時評的な欄として「ゆりの木」が設けられ、紙面に多彩な色どりを添えるとともに内容も一段と豊かなになってまいりました。
▼「北陵だより」を一層実り多いものにするためにも、多くのご意見をお願い致します。