北陵だより第26号(テキスト)/昭和55年3月10日発行


[北陵だより第26号 1ページ]



PTA活動をかえりみて
PTA会長

 今年も早や、卒業式の日を迎えようとしております。
 私にとって今年の卒業式は子供にとっても卒業式であり、私の15年間も続いたPTAの一員としての卒業式でもあります。
 このPTA生活の長い間、果たして何か役に立ち得たのかと反省する時、誠に汗顔の思いであります。私が何故何日も何日も時間を割いて忙しい目にあわなければならないのか。いや役員を引き受けた以上懸命の努力を惜しんではいけないと、自問自答しながら歩んだ道でありました。
 しかし今振り返ってみますと、その立場になったからこそ、多くの識者、御父兄の方々と接し得て多くの事を学び、難しい社会情勢の中で処して行くべき多くの事を吸収し得たものと、今は感謝で一杯であります。
 さて青少年の自殺、非行がその度を加え、つい先日道教委はこれを非常事態と見て非行防止の通達を出されたようであります。
 非行に陥る原因は多様であり簡単に解決出来るものではありませんが、今こそ学校と家庭が一体となりこの問題に立ち向かわなければなりません。特に家庭が正しく子供達を見守らねばならないと思います。

「心に立つ父と母」
幼い時 父は私を外にほうりだした 戸はしまった 泣いても泣いても戸はあかなかった
戸にしがみついた そこに節穴があった 戸のすぐ内側に父と母がいた
なぜか耳をすまして立っていた
戸をたたいた 母の声が
「ごめんしなさい」といった
「ごめん ごめん」私はいった
戸があいた 父はいきなり私を抱いて げんこつを押しつけた
なぜか頭に痛くなかった
私はおぼえている あの時の父と母の姿 私は知っている
あの時の父と母の心
今も私のいる処、おこなう処
あの姿 あの心で
父と母が 私の心に立っている

 これはある高校2年男子の詩ですが、私は深く感銘を受けました。過保護・過干渉・期待過剰・甘やかして乳離れ出来ない子、これらはすべて親達の偏見から子供達をゆがめるものだと思われます。
 悪い事は悪いと云い切れる父、正しく温かさでつつんでやれる母、こうした親を期待し北陵高校が、このPTAが益々発展される事を祈ってやみません。

ゆりの木
保護者

 電車バス等の乗り物に乗って気のついた事を一言。
 若者達が我先に椅子を独占し栄養豊富なせいか成長著しい長い足を通路に投げ出し徒党を組んで声高らかに話をしている。
 周りに身障者や老人が居ても知らぬ半兵衛。まことに天下泰平なものだ。勿論本人達の自覚を疑うがふりかえってみると我々大人にも責任があるような気がする。
 昔は(戦前と云わせて頂く)子だくさんで清貧洗うが如くいうのが大部分の日本人だっだと思う。毎日の生活に追われ子供の教育ところではなく、弟妹達は兄姉のお下がりばかりで新品など買って貰えなかったと記憶している。従って自分の事は自分でやる週間が身につき自ら主体性が身についた。
 それに比べ今の若者達を極論すれば兄弟も少なく小さい時から親が手取り足取りかゆいところに手が届くようにして育てたケースが多いと云われる。
 良い面では自分のやる事に物おじもしなければ辺りを考えすぎておどおどした行動はなく、島国根性のようなちっぽけな思考は持たない世界に羽ばたく大きな人間に成長するかもしれない。然し一方自分勝手で無軌道な反社会的な人間が出来上がるかもしれない。
 ハイジャック然り、銀行強盗然り、このたずなは家庭と学校の両輪が、がっちりかみ合わなければならないでしょう。


[北陵だより第26号 2・3ページ]

教育実践功労賞を受賞して
教職員

 昭和49年本校に赴任した時本間校長先生からのアンケートに「座右銘」は何か、「自分の性格に最も影響を与えたのは誰か」との項目があったが、「李下に冠を正さず」と「父」と、何の躊躇もなく答えた。幼い頃、父は私達兄弟に、毛利元就が3人の子に訓えた「3本の弓矢」の話しとか「人間」の2字は人のあいだと書く、つまり、他人とのかかわりとか、人を憂うと書いて易しいという文字になるとかよく話してくれたことを覚えている。中学時代通知箋に赤点があっても勉強せよと一度も父に言われた記憶がない。母は文盲に近い人であったが我家の生計も苦しいのによく他人の面倒を見ていたことも記憶している。補導生徒と面接中、この子の両親はどんな方だろうと考えさせられることもしばしばあったが、そんな時良く自分の幼い頃の父や母の面影が浮かんできたものである。戦後急激な民主化が日本古来からの良きものまで捨てられたのが残念でならない。また今の子供達は「衣食余って礼節を忘れ」ているのではあるまいか。この度はからずも石狩教育局より教育実践功労賞を受けたが、1つの校務分掌を永く続けたにすぎないのに、と面映ゆい感じである。ともあれこの度の受賞は、歴代の校長、教頭、先輩、同僚は勿論であるが、本校の校長、教頭先生をはじめ多くの先生方の深い理解とご支援の賜と深く感謝申し上げる次第です。

話のひろば
部活について思うこと

保護者

 息子は中学に入った時部活動をするのにテニス部を選んだ。それは父親と同じ趣味を持ちたいと思ったからの様だった。
 息子はテニスに熱中し始めた。中体連等に出場する様になると中2の頃から高校は北陵と心に決めていた様だった。
 それは同じコートで練習していた北陵生と親しくなり、テニスにかける青春にあこがれてしまったからの様だった。
 希望通りに北陵に合格した時、祖父への手紙に喜びに肩までドップリ浸っていると手紙に書いた息子は入学式も待たずに北陵のコートに通い出した。
 それから3年間練習につかれるから帰宅すると寝てしまい、テストの時以外は勉強らしい勉強など出来なかった。
 しかし私は全道大会へ、そして全国大会へ出場するという強い意志をもってクラブ活動をする本人の積極的な態度を大切にしなければならないと思い、悩みが出はじめた。
 主人も高校時代水泳選手だったので、試合前等は全く同じ様に疲れ果てたそうであるが、それをうまくコントロールしてスポーツと勉強を両立させたそうである。
 今と時代の違う古い昔の話だが、部活と勉強の関係で一番厳しいのは両立の難しさではないであろうか。同好の組織活動によって広く友情を深め、そして体力と強い意志を持ち、それで何一つ悪い遊びもしていないのだから、母親としてはクラブ、部活動への参加を否定する事は出来ない。
 勉強に意欲が持てないのは、果たして部活動で疲れているからなのであろうか、勉強からの逃避なのであろうか。息子は教科では得がたいものをスポーツでと考えている。先生は『部活動を通じて学び身につけたものをお母さんがどれだけ理解しているのか』と指摘された。
 子供を自分の枠の中にはめ込みたくないという気持ち、息子を信頼する気持ちで3年間を過ごしてきた。
 息子にとっての高校時代は素晴らしい青春時代だった。友人関係素行すべてに私は満足してその事では心を悩ませた事はなかった。そして先輩や後輩との交流、思いやり、受験に際しての先輩の励ましは、子供の行動を是認しながらも心の隅にもっていた不安を吹き飛ばしてくれ、胸に熱いものがこみあげて来た。
 これは、みな担任の先生方の子供への理解、そして顧問の先生とコーチの子供達を見守って下さった厳しく暖かい目があったからと感謝の思いで一杯です。
 しかし今のままでは、時間や体力の負担が多過ぎるのではないか。部活をする子供達のプランの中に活動をどの様に位置づけていけば良いのか、担任や顧問の先生に聞くなり、子供達と膝を交えてじっくりと話し合ってみたら結論が出るのであろうか。
 学習問題、学校生活、日常生活、家族関係に、また子供の躾や教育を考えるうえでのさまざまな迷いや悩みがある時、親はどう処置すべきであろうか等、考えさせられる問題である。

座談会 北陵高に通わせて
出席者 3学年主任、3年学年委員一同



司会
 今日は、学年委員の方々にお集まり頂いて座談会を持つことになりました。早いもので入学して3年が夢のように過ぎてしまいましたが、子供達の生活を通じて北陵高の良さとか何か感じることがあったと思いますので、ざっくばらんに発言して頂けたらと思います。
A
 生徒が種々な行事を通じて先生と打ち解け受験受験と追いつめられる事なくゆとりある方向で指導がなされていたという気がするのですが。
B
 ちょっとハミ出した子の親として途方にくれ先生の御意見を聞きに学校に来たかったのですが、そういう親ほどなかなか学校に来れないものです。先生方との交流を深めたり御指導を頂くことに積極的になればまた別な展開があったのではないかと思います。
C
 役員をしたお陰で学校と親子の関係がうまくゆき、人間の基盤をここの学校で作って頂いたという気持ちで一杯です。
D
 子供は、とにかく楽しく3年間学校にかよっていましたね。
E
 1年の時に子供がある教科でつまずきまして相談室に行った時、「やあ、よく来たね」と迎えられ、指導をうけたことがありましたが、こんな大きくなってもまだ先生方に親身になっていただけることが嬉しいらしいです。
F
 家では、北陵を選んだのは私なんです。学校が近いこともありましたし、でも本当に良かったと思っています。3年生になって、勉強に嫌気がさして来て、親子で話し合いをし、兎に角学校は止めないで続けるという事で、先生方の協力や励ましやら得まして、赤点も取らずにがんばったようです。
司会
 親と子の考え方が合致し得ない時でも、先生のかかわり方ひとつで局面の転換になりますよね。
G
 子供は、運動をやりに北陵を受けた感じですが、家が近いので帰りが遅くても心配はありませんでした。
 でも、いつも勉強とか運動とかを上手にやっていくにはどうしたら良いか、そればかり考えて過ごした3年間でした。
H
 この学校の校則ですね。他の学校と比較して、服装等に非常にきびしく指導されていると思われ、非常に良かったと思います。もう一つ欲を言えば、生徒を学業の面でひっぱるような雰囲気もあると良かったのではないかと思います。
I
 この学校の良さは、明るい雰囲気ですよね。上の子が他の学校でしたので比較をしてしまうのですが、積極的に先生方が子供達に話しかけてくれるということ、子供達の生活面には特に気をくばっていただいていることを強く感じました。
J
 以前は、人に対する不信感がとても強かったのですが、この3年間本当に変わりました。高校生活に満足するものがあったからなのでしょうね。それが私達親子にとって最高の宝物と思います。
K
 3年間委員をさせて頂きとても学校が身近に感じられました。それが子供に良い影響となったと思われます。
司会
 この学年は、委員会、懇親会の回数も、出席者も多かったと思いますが、3年間お付き合い頂きましていかがでしょうか。
学年主任
 子供達への影響力という点から考えれば、先生という立場は恐ろしいものですなあ。子供を通じての我々の評価ですから、それを自覚してやはり努力しませんと。それは他の先生も同じと思います。父母と何度もお会いするという事は、先生にとっても良いことなのです。学校には、いろいろな要求に対応出来るような体制は出来ているのです。また、やらなければなりません。ですから遠慮なさらずに生徒も父母もしてほしい事を言われた方が良いのです。今思うとあれもこれも出来たはずとか思って大変申し訳ない気持です。
司会
 先程もありましたが、クラブ活動と受験という事で。
学年主任
 クラブ活動をやった生徒は伸びますよね、人間的にも。邪魔になることはないのでは。
C
 クラブの時間帯が問題ですよね。朝早くから夜遅くまで、休日も祭日もという事になれば、先生の目のゆきとどいたクラブであれば、まず心配ありませんね。
I
 本当にやりたいことであれば、1年、2年のロスは問題にならないのでは。長い生涯の中で一つでも満足出来ることがあれば、それで良いのではと思います。
学年主任
 どういう風に変わっても生きていける力、意欲を子供に与えられなかったら教師というのは駄目ですよね。私達は努力して子供達に声をかけて来たつもりですが、生徒の方ではどうも物足りなさが残るようです。もっと……してほしかったという様な事で受け身の方が強くて、積極性に欠けるようです。
M
 学業の方でも、馬鹿じゃないけど努力しない事があるんです。
学年主任
 だからものすごくもったいない気がするんですよね。
司会
 何かありまして子供はぐずぐずしていても先に親の方が相談に行くことが大切ですね。ですから懇親会等にも出席して学校とのつながりを積極的にもって、すばらしい3年間を送って頂きたいという事が卒業生父母のささやかなプレゼントの言葉です。

“相談室を御存知ですか”―相談活動について―
生徒指導部相談係

 最近の生徒の問題行動をみるとき反社会的行動(暴力、喫煙、万引き等)の急増と非社会的行動(登校拒否、自殺、家出等)の増加があげられ、特に女子非行の多発と非行の低年齢化が顕著になっています。これらに対応すべく教育の現場では、それぞれの学校でその対策に頭を痛め取り組んでいるのが現状です。本校においても件数は他校に比べて僅かですがいろいろな問題が発生しています。こうした問題を生徒指導の立場から観察するとき登校拒否、家出、自殺等を中心とする精神的問題行動に対する取り組みの難しさがあげられるでしょう。そして表面には出ていないが潜在的に問題を持っている生徒が多いということに対する取り組みの難しさがあります。
 生徒の生活行動をよく観察して指導しているのは当然担任教師ですし、その役割は何よりも重要なものです。そうした担任教師を中心とした指導のほかに本校には相談室という場所があり、そこには相談係の教師が常駐し相談活動を行っています。平常は下宿生徒、転校生徒等への呼び出し面談、担任教師から依頼された生徒への依嘱面談を行っていますし、また問題行動を起こした生徒への事後指導に当たっています。こうした面接活動と通して感ずることは問題傾向を早期に発見することが大切であるということです。登校拒否症の例などでも、もう少し早く発見されていればという事例が多々あります。すなわちちょっとした欠席傾向が悲惨ともいうべき登校拒否症へと発展していく例をよく見ます。相談室の仕事には以上のほかに自主的に相談に訪れてくる生徒に対する相談活動があります。この活動のために相談室には相談係の教師が必ず1、2名常駐し訪れる生徒に対応できる体制をとっています。現在のような多様化した問題点をかかえた生徒に対処していくためには、学校内だけでは解決されない点が多いのです。少しでも子ども達の問題を早期発見し解決してやるためにも学校の方でも努力していきますが、やはり家庭からの協力なしでは十分な効果を上げることは出来ません。どんな些細なことでも気づいたことがありましたが学校に連絡下さい。話によっては他人に知られたくない内容もあると思います。例えば不純異性交友、暴力団がらみの暴走族の問題などいろいろあると思いますが、相談室には匿名でも結構ですので電話(内線44番)でもいただければ小さいうちに芽をつむことも可能になると思います。そのほか相談室には父母、生徒を対象とする親子関係診断テスト、心理検査を行う準備もできていますので御利用下さい。生徒の悩みを少しでも理解し解決すべく研究するのが相談室の任務と考えやっております。

文芸(俳句)
多摩
姫りんご童話のごとく一つ熟れ

葉子
園児寄り滑るころがる雪燦燦

美智子
月蒼しとり残されし梨ひとつ

永子
別れ来て水仕事する寒の入り

延齢草
冬がすみつかずはなれず河ながる

満彩
晴着きて孫の笑顔がお年賀に

爽秋
神のごと放つ夕日や枯野射る


[北陵だより第26号 4ページ]


スクールライフ
高文連、高体連各大会入賞

書道部
2年生女子

 去る12月に行われた北海道学生書道展において、特選に青木、柿谷、佐藤そして秀作には八木沼、田村と部員全員が入賞という喜ばしい結果になりました。しかし、練習時間が不足気味だったために、決して満足のいく作品を出品するということはできませんでした。それに現在2年生が3人そして1年生が2人という少ない部員で、新部員を募集しているという状態なのですが、今回学生書道展においての全部員入賞ということにはげみを得て、これからも加藤天童先生の御指導のもとに少しでも技術を向上させるようにがんばっていきたいと思います。

軟式庭球部
2年生男子

 去る1月10日苫小牧市総合体育館において、全道新人戦団体が行われました。我々はこの大会に照準を合わせ「全道制覇」を合言葉に正月を返上して練習を積んできました。結果は岩見沢東、函館西を破り準決勝に進出しましたが、芦別に破れ無念の涙をのみました。3位に入賞はしましたが、目標はあくまで優勝です。この悔しさを忘れずに我々軟庭部は一丸となって練習に練習を重ね、必ずや目標を達成すべくがんばっていきたいと思います。またこの大会に関し、先生方、先輩など大変お世話になったことを感謝します。これからの軟庭部に、乞、御期待。

柔道部
2年生男子

 第11回全日本新人体重別柔道選手権大会札幌予選大会、同北海道予選大会が昨年10月20日、11月3日にそれぞれ行われましたが、今回はこのことについて報告します。
 成績結果は渡辺が札幌予選で第2位、全道の出場権を得て全道出場、第3位。
 しかし、新人戦の10日後に札幌予選があったので、いつもなら入賞していいような人が残念ながらしていません。まだまだ北陵高柔道部には将来有望な人が沢山います。今度の試合は何人も入賞しますよ御期待下さい。
(2年生部員)

部・同好会紹介
マンガ研究部
2年生女子

 当漫画研究部の人材は、それぞれ非常に個性のある、技術的にもすぐれたイラストを描きます。それだけに活動の今ひとつ光らないのがなんとも残念です。
 現在の主な活動は、月に一度の部誌発行と、1学期に一度の校内展ですが、どうやらあまり知られていない様子です。だからこれからは、もっと周囲にアピールする作品を描いていきたいと思います。
 これからの漫画研究部に注目してください。

純フォーク同好会“夕雨香”
2年生女子

 “夕雨香”の活動が始まってちょうど2年半―。この短い間に、私たちは実に充実した活動を行ってきました。
 北陵祭での活躍は勿論、校外でのチャリティーコンサートも、3度の成功を収めています。その他施設訪問、オリジナル曲によるレコード製作など、どこの部にも負けないような活動をしてきたつもりです。
 『これからも、より活発な活動を。』と、会員全員が張り切っています。

移動式ビデオセットを寄贈
―第6期卒業生一同―



 卒業記念品として贈られたこの装置は、一般の放送は勿論、体育の授業や部活動の録画などにも利用できる。編集器付VTRとモニターテレビにタイマーをセットして、キャビネットにおさめられている。移動テレビ台なので、実験室、体育館、普通教室などでも利用可能で後輩に対する大きな恩恵を与えるもの、価格は73万5,500円。

編集後記
▼魅力なる内容の“北陵だより”。いつも最重点にされる課題です。担当者一同、ない智恵をしぼっての編集でしたがいかがでしょうか。
▼数多くの方に親しんでいただけるよう身近なことを取り上げましょうと、学年委員会の席をお借りして座談会を開きました。記事を整理しながら、先生方と親達の暖かい愛情の輪が、子供達を育てていくのにどんなに大切かあらためて知ることが出来ました。卒業生の御父兄のお言葉が、いくらかでも子供達の成長の手助けの一端を担うことになれば幸せです。お忙しい中を原稿をお願い致しました大宮会長、先生方、本当にありがとうございました。又座談会に御協力下さいました御父母の皆様に厚く御礼申し上げます。本年度最後の北陵だよりをお届け出来て、一同大変うれしく思います。